これまで、長年の夢が叶いまして、メトロゴン・パラゴンの実物に忠実なレプリカ制作することが出来ました。
更に光栄にも、お客様にそのレプリカを制作し販売する仕事もでき日々制作に打ち込んでいます。
次の目標は、管球アンプの制作です。
まだ回路は決まっていませんが、300Bやその他の直熱管 シングルアンプの制作を目標に定めています。
管球アンプは、回路で制約されますが、その規格の範囲内で安いパーツから超高価パーツまで市場にあるので、
そのチョイスが自由で楽しいものです。
アンプ製作は、経験がありませんが、私の集めた好きなパーツを非定期に紹介いたします。
特に高価なパーツを集めているということではなく、機械的にも電気的に信頼性のあるパーツを選択しています。
今回は初回ですので、入口のトグルスイッチについてご紹介します。
左は、カトラーハマ-(以下C-Hと略す)です。 KS ナンバーが入ったもので、WE機器からの取り外し中古品です。
中は、マイクロスイッチで航空機用でハニーウエル製のものです。
右は、C-Hのミリタリー用または航空機用のものです。
まず、通常のC-Hのトグルスイッチです。 アンプ製作者の中では、定番品です。スナップの切れが良く、WE機器に使用されていた
通り高信頼パーツです。 安価で入手しやすく高耐久ですので、管球アンプはもとよりギターアンプなどでも使用されています。
マイクロスイッチでハニーウエル社製の航空機用です。 ゴムのパッキンが付いていてCーHよりもソフトなスナップです。
ハニーウエル社は、航空機・軍需産業の大企業です。フェニックスのスカイハーバー国際空港の隣に工場がありました。
アルミパーツ使用した高信頼のパーツです。
一回り大きいC-Hのトグルスイッチです。航空機用や軍需用です。不用意にレバーが動かないように、なっています。
一度レバーを引いてそれから各ポジションに入れるようになっています。まさに、誤作動等が命取りになることを防ぐ機能を持った
スイッチです。 この機能は、パワーアンプにも有益ですね。このスイッチの操作は少々力が必要です。
このスイッチをアンプに取り付けた場合、本体が重くないと、スイッチの操作で、本体が動くことになりますので、
必然的に大きいトランスが必要になります。
★ノースウエスト トレーディングのスピーカーパーツをよろしくお願い致します。