昨日から今日にかけてフロントレッグの仮組立を行いました。
この仮組立は、フロントレッグの配置を決める重要な工程です。
仏像の制作に例えるならば、目を入れるような作業です。
つまりここが決まらないと残念なパラゴンになってしまうのです。
デリケートな作業ですので、1ミリでも位置がずれるとイメージ通りにならないことがあります。
従って、”調子”の良い日に行います。
この”調子”とは体調ではなく、作業感覚が研ぎ澄まされているかどうかのことです。
JBL オリジナルのパラゴンの設計図の通り配置すればよいのですが、
やはり1台ずつ木材の癖がありますので、現物合わせしてフロントレッグの配置を行うのです。
フロントレッグの上部ですが、オリジナルは、製作年代によってカーブの形状が異なるようです。
このレプリカの形状は、初期の設計図を参考にしましたが、図面よりもやや太く製作致しました。
本体やホーンの塗装は、途中です。これからも上塗りします。
ドライバーはダミーです。 TAD 4001と全く同じサイズです。
ドライバーを納めるところです。挟む形状のクランプになっています。設計図通りにフェルトを貼っています。
★ノースウエスト トレーディングのスピーカーパーツをよろしくお願い致します。