当店でエッジ購入して頂き、完璧にエッジ交換されて、復活したスピーカーで音楽を楽しまれているお客様の紹介です。
JBL S5500のエッジ交換等ということで、適合エッジであるSFJBL 2214(30㎝口径)を2ペアご購入されました。
このJBL S5500はすごいスピーカーなのです。 JBL は、このスピーカーにプロジェクトK2 という名前を冠しています。
世界の最高峰はエベレストですが、 K2は、2番目の高さで、スピーカーも準高級機という位置づけではないようです。
K2は、登頂の難しさでは世界最高峰のエベレスト(標高8,848m)よりも上で、世界一登ることが難しい山とも言われいるそうです。
思うにJBL は、このスピーカーにK2を命名して、簡単には、上手く鳴らせませんよ言わんばかりに、
どうぞこのスピーカーに挑戦してくださいと言っているような気がします。
背の高いバーチカルツインタイプで、ユニット取り出しで落下事故があるとたいへんです。
しかも 重量が 90キロですから、横倒しするにも体力とスペースが必要です。
2台で 4つの重いウーハー (LE125S-12)のエッジ交換ですから更にたいへんです。
よほどの決意 が無いと出来ない作業ですね。
さて実際の交換作業は、エッジの山の部分の収まりはジャストサイズのようです。
ただし、外側の耳がガスケットで押さえた場合、はみ出るようなので、カットの必要があったようです。
これは私も想定外で販売いたしました。お客様は、正確なカットすべき線をカット用の型紙に製図されていました。
エッジは軟らかい素材で、ハサミでフリーハンドでカット出来ますが、正確にすることは難しいのです。
型紙を利用して正確にカットするアイデアは、美しい仕上がりに有効だと思います。
数日前にお客様から、エッジ交換がすべて完了したJBL S5500の写真が送られてきました。
素晴らしい仕上がりです。なんの違和感もなく丁寧に作業されたことがわかりました。
また、コーン紙の下がる癖を矯正するために、180回転してウーハーユニットを装着 していることも髭(コーン紙から出ている2本の
リード線)の方向で分かりました。
これも重い コーン紙のユニットには有効です。
このLE125S-12も重いコーン紙の部類で、振動する部分の重さが100グラム前後です。 このように立派にエッジ交換されて良かったです。
(お客様へ)たいへんお疲れ様でした。
この形状で外周をカットされたようです。エッジ山の外周直径は280ミリを指しています。