300Bシングルアンプが完成してほぼひと月経過しました。
毎日 5時間前後 通電していますが、安定して作動しています。
トランス類のエージングが進み、低音が増強されて、サウンドの重心が低い方にシフトしたようです。
どちらかというとドラムなどの打撃音は迫力が増したので、聞き流していた曲でも、ドラムの音が強調されて
再生されるので新鮮に聴こえました。
ただし、低音が出過ぎることもあり、抑制が効いた低音になってもらいたい一面もあります。
この抑制の無い低音は、すべてアンプ側に問題があるとは思っていません。
試聴しているスピーカーは、D55000 エベレスト レプリカです。 ウーハーは、K145です。
200ℓバスレフですからやはりバスレフ特有の音色が有ります。
このスピーカーは、フィックストエッジで、重低音を求めるよりも、高能率タイプです。
このアンプに換えて、確かに重低音も出るようになってきました。
このスピーカーで抑制の無い低音が出ることを考えれば、パラゴンであれば低音ホーンのカットオフ機能が働いて
引き締まった低音になるのではと期待しています。
取りあえず、手軽に聴けるLE8-1フルレンジに交換して音質を確認してみたいと思います。
300Bシングルアンプですから、出力は、7~8ワットです。しかし大きいトランス類のおかげで、音質はパワフルです。
モノラル仕様で、回路は簡単なため配線は複雑ではありません。