40年以上前から、いつかはハーツフィルド レプリカを制作したいと考えていました。
これまで、C45メトロゴン・D55000エベレスト(現用)・C44パラゴン(製作販売中)・C41 アンジェラス・
300Bシングルアンプ(現用)と製作してきました。
すべて若い頃からの夢でした。 300Bシングルアンプが完成したしたので、
次の夢の実現で 初期型 ハーツフィ-ルド レプリカ製作プロジェクトを計画しています。
パラゴンレプリカの製作で忙しいので時間はありませんが、 材料は、揃っています。
思うにハーツフィ-ルドの場合、パラゴンの制作の手間が2/3くらいだと思っています。
つまり条件付きですが、パラゴンよりも簡単に製作することが出来ると思っています。
木工技術の総合デパートであるパラゴンは、リフレクター板の曲げやフロントレッグの削りなど高いハードルが多いです。
しかし初期型ハーツフィ-ルドの場合のこの難しい技術は必要ありません。
ただし、初期型ハーツフィ-ルドの場合の難しい技術は、傾斜カットです。パーツの殆どに傾斜カットがあり
難しいのです。 更に難しいのは、ダブル傾斜カットであり、それを100㎝近く直線で正確にカットするのは難しいのです。
正確な図面と傾斜カット技術があれば、割合簡単に出来るのです。
特殊な金属パーツもありませんし、 ウォルナット材も必要ありません。
これは、後期型のJBLオリジナル設計図の写しです。1960年代のは、メトロゴン・ パラゴン・に加えてこの後期型ハーツフィルド
の設計図も市販されていたので、現在でも簡単に入手できるのです。 今回製作するのは、公式の設計図が無い
初期型です。
40年以上前のSS誌の特集記事です。 主に初期型についての記述があります。
40年前の雑誌の製作記事です。 神奈川県の木工業者様の記事で、後期型を製作しています。
これも40年以上も前のFM誌の製作企画です。後期型を製作しています。この記事を見て私も作りたいと
夢見ました。かなり貴重な製作記事で、後期型の記事ですが、初期型の製作にも参考になります。
同じ40年以上も前のFM誌の製作企画の実地製作編です。 製作の過程が参考になります。
JBLカタログのカラーコピーです。数種あって、仕上げ等の記述が参考になります。
左が、パーツリストです。右が、手書きの図面です。初期型は、図面が無いので、ひな型を分解して図面化しました。
部品点数は、1台あたり約60点です。後期型のホーンは普通の人には理解できる構造ですが、
初期型は、ホーンが天才的構造だと思います。