昨年 5月末に完成した 300Bシングルアンプ です。
約一年間、メインアンプとして試聴してきました。
その間、音には、満足できない部分もありましたが、ガリボリュームである欠点を除き、全く安定した作動状況でした。
ファイメット出力トランスの実力を追い求めて、部品換装を思い立ちました。新品ボリュームにも拘わらずガリが酷いことも、部品換装の理由です。
アンプがかなり重いので気軽に出来る部品交換ではありません。
オーディオ専科 森川忠勇 先生の設計記事(MJ誌)で製作したものです。 オーディオ専科でも販売されていた300Bシングル
アンプです。
真空管は、RCA 6C6, 桂光 300B、RCA 5U4G です。 やはり本物のWE 300Bが欲しいところですね。
コンデンサーは、47μFのものを1本残して残り3本は入れ替えます。
内部は、高熱に晒されるので、パーツ劣化が心配でしたが、特に問題点はありませんでした。
シャーシが大きいので、配線がスカスカです。
新たに取り付けるパーツです。
アリゾナで購入したPEC の新品ボリュームのガリに懲りたので、どれも日本製の高信頼パーツを選びました。
左から、カップリングコンデンサ、整流用フィルムコンデンサ、インプットボリューム用です。