C44-100 パラゴンレプリカ製作  第6製造ロット(16台目~18台目) フロントレッグ用のウォルナット材の選定につきまして

 7月もはや中旬ですね。 先週の熱海市や集中豪雨に被災された方々にはお見舞い申し上げます。

翻って当地(大分県日出町)では、やや空梅雨です。 おそらく夏場に水不足になるのではと思っています。

丁度良い雨量など望むのは難しいことですね。

 今回のパラゴン製作分では、お客様にフロントレッグ用のウォルナット材についてどのような材がご希望かを訊いています。

杢目がうねった物と割合真直ぐな物の大まかな2種類です。

なお、フロントレッグ下部は、集成材です。 前から見えるところではなく、よく見えない後部が貼りものです。

これは、オリジナルも同じ集成材です。また、上部の長さ20㎝くらいのパーツはウォルナット材で制作されていますが、

これは無垢材からの削り出しです。溝彫り等の加工が必要なので、杢目が素直なものを選定しています。

以下の特徴があります。

1 杢目がうねった物・・・うねった面白い杢目・材が詰まって重い・硬く割れやすい(割れないものを選びます)・芯材

 

2 杢目が割合真直ぐな物・・・単純な杢目・やや柔らかく軽い・辺材(外皮の白い部分がある)

フロントレッグ上部は、加工の都合上 杢目が真直ぐな材を選んで製作しています。