本体の向きを変えて側板の塗装を行っています。
作業で重要なことは、キズを付けないことです。
小さな道具をちょっと落としただけで、キズが付きます。
キズが付けばその補修で更に作業が増えるので 細心の注意を払っています。
どれくらいキズを付けないことを重要視しているかといえば、例えばキズが入った瞬間 に全身が引きつり、
出来たら傷の替わりに自分が怪我(軽傷)した方が良かったと思うほどです。 少し極端ですね。
パラゴンのような大きい箱は、動かす頻度が増えれば、キズのリスクは多くなります。
既に16台制作して 何処でキズが付きやすいか分かっていますが、それでも大きいので注意が散漫になるとミスします。
恐らく小さいスピーカーと比べるとキズのリスクは、大きさの2乗倍増しだと思います。
水平面の側板のみ塗装をしています。効率が悪いのですが、他の部分は、塗料が垂れるのでお休みです。
埃が入らないように、一部に養生しています。またバランスが悪いので倒壊や、落下防止のためクランプで
台に確りと留めています。