パラゴンレプリカ制作で一番難しいのは、フロントレッグ上部です。 その形状よりも溝堀が難しいのです。
高速回転するルータービットで溝堀しなければならないので手元が狂うと危険でさえあります。
このルーターで溝堀します。 トリマーとルーターとの中間程度の出力です。小型ですが、トリマーよりもパワーがあり
LED 付きで使い易いのですが、シャフト径が6.35㎜(1/4インチ)でインチサイズのビットしか使用できません。
コロナ禍前の2019年にアメリカで購入してこの作業専用に使用しています。
これが、ルータービットを銜えるコレットコーン(ナット)です。日本製の6.0㎜のルータービットは、使用できません。
このルーターでこのように溝堀するのです。 フロントレッグの下部とこの上部が垂直に直立するように制作することが難しいのです。
右と左では、溝堀の角度が違うので更に難しいのです。
その角度調整が微妙でルータービットの切れ味で良くないと所定の角度が出ないのです。