C44-100 パラゴンレプリカ制作 第7ロット 19台目 突板貼りました。

第7ロット 19台目 突板貼りました。

パラゴンレプリカで一番広い面は中央のリフレクター板です。

次に広い面は、左右箱の天板です。 この3面に突板を貼りました。

いつものことですが、広い面の突板貼りは難しい作業です。

細心の注意で気合い入れて、迅速に作業します。糊が半乾きの状態ですから、よく接着します。

従って、位置決めを誤ると突板などが使用できなくなります。 接着不良の浮き上がりも要注意です。

浮き上がりは、水分が大敵です。 つまり突板が水分を吸収して膨張することが浮き上がりの原因です。

杢目の連続性も重視しています。左右箱の接合部は杢目が流れていませんが、左右がミラーイメージ(ブック貼)になるように

貼っています。

天板と側板は、木目が連続するように貼っています。

リフレクター板を差し込む箇所です。この部分のみは、狭くて曲面ですのでトリマーでカットしています。