1月18日にこの欄でピエールクランプのバーの優秀さについてご説明 いたしました。
今日は、スペシャル ディープジョー クランプ Kシリーズをご紹介いたします。
通常のクランプで締めたい箇所に届かない場合でも、このKシリーズは、ジョーの奥行きが30センチあるために、楽々に届きクランピングすることが可能です。
実は、奥行きの長いクランプを作ることは、材料と技術の両方が、うまく相互して製造されないと良い製品は、出来ません。
まず、両方のジョー(写真の青い部分)ですが、奥行きがあるので硬いジョーでなければいけませんが、硬すぎるともろくひび割れが出来ます。
ひび割れが出来ないように柔らかさやしなやかさを求めれば、アソビが大きくなり、ハンドルを締めても、締めても確り締まりません。
ピエール社製のクランプは、ダクタイル鋳鉄を使用して硬さとひび割れ無しの性能を達成しアソビを最小限にしています。
次にやはり、バーの説明です。バーの断面は、なんと40ミリ×10ミリの太い圧延鋼を使用しています。バーが、柔らかいとアソビが生じ締めることは、出来ません。だから通常品より太いバーを使用しているのです。
バーの長さが、60センチと100センチの物を販売しています。
このKクランプと同等品は、市場に販売されていないと思います。 ピエールクランプの優秀さを手にとってお確かめ下さい。
Kクランプは、ジョーの奥行きが30センチです。比較用としてFクランプ(ジョーの奥行きが12センチ)を置いて撮影しました。
Kクランプは、バーも特に太く頑丈です。(バーの断面:40ミリ×10ミリ)