突っ張り棒 一人作業現場で活躍

本職の大工さんを雇うほどの現場ではないので、すべて一人で気ままに作業を進めています。

前にも言いましたが、新しい材料を大量に使用して、施工することは、本当に楽しいことです。

私は、こういう現場作業するときには、家人に今から”遊び行ってくる”といって作業を始めます。

私にとってデスクワークに飽きて行う大工作業は、本当に息抜きの時間と言えるからです。

さて、今日の作業は、寄棟屋根の補強です。二つ補強をしました。

①補強の無い屋根垂木に垂直にツーバイシックスで壁を設置し2階天上根太と連結しました。

この壁は、台風等の強風による屋根の変形を防ぐ目的で設置しました。

②同じく屋根垂木をツーバイシックスで結びトラスを作りを固定しました。これも変形を防ぐ効果があります。

 

写真は、ツーバイシックスの壁を設置したのですが、垂直が出ていなかったので、”ピエール 突っ張り棒:P3”

で押して調整しているところです。

この突っ張り棒がなぜ有効なのかは、ハンドルを回すだけで微調整が可能だからです。

ツーバイシックスで出来た壁は、強固なので人力で微調整することは、困難です。

この”ピエール 突っ張り棒:P3”には、正確には分かりませんが50キロから100キロくらいの荷重が架かっているのですが、

人力でその力をかけ続けることは出来ないので微調整が難しいのです。

完成した西側に設置したツーバイシックスの壁です。木材は、米松のグリーン材と13ミリOSBです。20箇所以上に

シンプソンストロングタイのA35の金具も併用して固定しています。

 

屋根垂木にツーバイシックス材をかけてトラスを作っているところです。

センターに”ピエール 突っ張り棒:P2”を設置して水平を出しています。

水平方向の2軸とも水平を同時に出しているので調整が難しかったです。

水平が出たところで片方づつ釘で固定しました。さげふりも駆使してセンターを確認しています。

この作業にも”ピエール 突っ張り棒:P2”は、重宝しました。

ハンドルを回して上げ下げ出来るため高さの微調整は簡単に出来ます。

完成した東側のツーバイシックスの壁と3本の屋根トラスです。この写真で見えるすべての金具は、今回の

一連の作業で取り付けた物で、250箇所以上を補強しました。