前回のダストキャップ 接着実験の 総括を述べたいと思います。
実験結果については、写真の見たままで判断してもらっても誤りはないのですが、客観的に採点してみましたので参考にして下さい。
ダストキャップ 接着実験の採点 (1点~5点)
条件/項目 | 1.接着は確実にされているか | 2.接着剤の均質度(滑らか又は、デコボコしているか) | 3.境目が滑らか又は、デコボコしているか | 合計(15点満点) |
フリーハンド(通常容器)で塗布した場合 | 5 | 1 | 1 | 7 |
フリーハンド(通常容器)+ターンテーブルで塗布した場合 | 5 | 2 | 2 | 9 |
フリーハンド(ルアー容器)で塗布した場合 | 5 | 4 | 3 | 12 |
フリーハンド(ルアー容器)+ターンテーブルでで塗布した場合 | 5 | 4 | 4 | 13 |
容器固定+ターンテーブルで塗布した場合 | 5 | 5 | 5 | 15 |
予想通りの評価になりましたが、仕上がりを良くしようと思えば、それなりに手間と経費がかかります。
例えば、ターンテーブルは、料理用の安価な物で良いと思いますが、ピンポイントに接着できるルアー容器(金属製の抽出口付)は、使い捨てではありませんが、 経費がかかります。
容器を固定しようと思えば、手間と時間がかかります。
フリーハンドの作業でもスピーカーの実用性には問題ありません。
最後にこの実験から得た結論ですが、手間と経費をかければ良い仕上がりが期待できますが、最低でもターンテ―ブルの上に載せて作業すると全くのフリーハンドよりも良い結果が得られます。