先日行った、ダストキャップの接着実験で使用した精密接着用の容器についてお客様からお問合せがありましたので、特長を説明いたします。
この容器は、金属製の抽出口(針先が太い注射針と同じ)とプラスチック製のボトルからなります。
①夫々別売 ですが、金属製の抽出口の根元と容器のふたの部分がねじ込み式になっていて、接着剤は一切漏れませんし、手を汚すこともありません。
②針の長さは、50ミリで狭い箇所もよく届き正確な接着剤の塗布が可能になります。
③プラスチック容器は、容量が約30ccの容器で、適度な柔らかさの容器ですので無理なく接着剤を出すことが出来ます。無理な力を加えなくても塗布が楽になります。
④この容器は、更に良いことに、使い捨てではありません。複数回使用が可能です。
使用後のお手入れ方法をご紹介いたします。
金属製の抽出口は、使用直後、プラスチック容器から離して、残った接着剤を拭取ります。次に火で加熱します。ペンチ等で挟んで、ガスコンロで火あぶりにします。それで針先内に残った接着剤の成分が燃焼して再使用可能になります。使用から時間がたって火あぶりしても構いません。
プラスチック容器のほうは、使用直後接着剤を別容器に戻します。そして空にしてそのまま放置します。放置した容器のなかで底に接着剤が少量溜まり、固まりますが、容器には、瞬間接着剤はこびりつきませんので、ブラシで中をこすれば再使用できます。
通常容器の容器より瞬間接着剤の正確な塗布が出来る精密接着用の容器のご紹介でした。