C45 メトロゴン レプリカに使用する 19ミリ厚の板材をグリズリー製 ジョインター(手押し鉋)で削り出しを行いました。
順調に 削れていましたが、いつもより異音が少し出ていました。
小さい音ですのでこんなものかと思って作業を継続していましたが、やはり何かおかしいので、電源を切り、点検しました。
問題箇所を発見しました。
なんとモーターシャフトのプーリーを固定するボルトが脱落していました。
プーリーがモーターシャフトから抜け落ちてもおかしくない状況でした。
怖いのは、高速回転しているときに、万が一部品が外れたりすると、最悪の場合は、スクラップになることもあると思いました。
原因究明のため取説のパーツ分解図と現品を対比したところ、ロックワッシャーが欠落していました。
このロックワッシャーが欠落しているために高速回転でプーリーを固定するボルトが脱落したものでした。
この部品の欠落は、製造過程で装着漏れのようです。
機械の信頼性を損なう事実です。
他にも無いか心配です。とりあえず正しくすべてを装着して、本日の作業を終えました。
グリズリー製 ジョインター(手押し鉋) 200ボルト 3馬力 30センチ幅 全長212センチ 非常によく削れます。
モーターシャフトのプーリー。真中のボルトだ脱落していました。製造工程で重要な部品を装着漏れするとは
いいかげんなメーカーです。