プランジルーター用のテンプレートにハードボードが材料として最適であることは、昨日お話しました。
このテンプレート製作は、C45 メトロゴン レプリカ製作に非常に重要です。
かつて1960年台のJBLの木工職人が同じようにルーターで、材料に彫り込みを入れていたか定かではありませんが、私の考えでは、この方法がベストだと思っています。
C45 メトロゴンの場合、一番大きな部品である天板、と底板には、夫々彫り込みの溝を付けて躯体が頑丈になる様に設計されています。
左右の各8本のルーバー周辺は、繊細な彫り込みが要求されます。
ノミで彫るほど技巧もなく、ルーターで彫るのが一番の近道であると思いテンプレート製作を思いついたのです。
全部で、6枚のテンプレート製作を予定しています。
今日は、ハードボードに簡単な線を書いた紙を載せてスクロールソーで切り取るテストをやってみました。
ハードボードは、硬く強い材料ですが、 スクロールソーでの切り取りは、作業性が良いことが分かりました。
スクロールソーで切り取りテストしたハードボード(1/4インチ厚、6.4ミリ厚)です。