JBL D130 に 150-4C,K145,E145,150-4Hに適合するコーン紙を取り付けた実験リコーンは、
先日の店長日記でお伝えしました通り問題なく完了しました。
C45メトロゴンの組み込んで、音出ししました。
リコーンの際に、なるべく軽く動くコーンにしようと意識しました。
例えば、ダンパーは、D130よりも柔らかいものを使い、クロスエッジは、薄くダンプ剤を塗布するなどしました。
その結果、ウレタンエッジ程ではありませんが、D130で使用されているフィックスドエッジに比べてかなり動き易いコーン紙になりました。
その効果で、聞いてすぐ低音が豊かになったことが分かりました。
豊かになったのですが、決して肥大した低音ではなく、制動がよく効いたヌケの良い低音です。
周波数特性を計っていませんので、数字的に説明できませんが、少し低い方までレンジが確実に伸びたようです。
ただし、そこは、2231系の重いコーン紙と比較すると全く違う軽めの低音です。
しかし、130系の軽量コーンよりは、重く迫力がある低音になりました。
ボックスに取り付けたばかりですので、これからエージングが進めば、さらに良くなると思います。