C45 メトロゴン (レプリカ)の試聴のインプレッション その3・・・・鳴らしやすいスピーカー

11月に完成してから一ヶ月以上、毎日試聴しています。

試聴のインプレッションは、3回目になりますが、思うことがありましたので書きました。

《過去のインプレッション 【11月7日の店長日記をご参照】【11月8日の店長日記をご参照】》

メトロゴンは、部屋に入れるとその独特の形状から存在を主張する大型スピーカーですが、鳴らすのにあまり苦労がかからないようです。

よくパラゴンなどの大型スピーカーは、良い音で鳴らすことが難しく、酷い音で鳴っていることが多いということを聞いたことがありますが、メトロゴンは、そこまで鳴らすことが難しくはないと思います。

それは、オールホーンのパラゴンと異なり、バスレフボックスだからという理由で鳴らしやすいと思います。

私は、低音に当初D130(フィックスドエッジ仕様)を入れて聴いていましたが思うように、低音が出ないという不満がありました。

対策としてエージングしている時間的余裕が無かったので、クロスエッジ仕様でやや重い銅線コイルでリコーンしたユニット【11月22・24・26日の店長日記をご参照】をボックスに入れてみました。

すぐにリコーンした効果を試聴で実感できました。

レンジが低い方にシフトしたのが分かり、音楽表現がより 向上したことを感じました。

この様にユニットの交換でその違いが明確に音に反映するスピーカーです。

まだ、メトロゴンを聴き初めて1ヶ月で毎日音楽を楽しんでいますが、ツーウェイですから総じてナローレンジですが、大きな不満無く音楽を楽しんでいます。

JBL 130系のウーハーでバスレフダクトがチューニングされているようで、低音がもたついたりすることなく、メリハリがついた明確な音質です。

後ろの壁との間を20センチくらい開けるだけで、あとは、ポンと置いても、割合誰でも簡単に鳴らすこと出来るスピーカーだと思っています。