C45 メトロゴン レプリカ  ダクトのチューニングは適正か? OKでした。

メトロゴン レプリカ ボックスは、割合 鳴らしやすい箱ということは、以前からお話してきました。

今日は、ふと、このレプリカボックスのチューニングは、JBL の指定通りに製作されているのか疑問に思いたち、数値を検討してみました。  

まず、レプリカ ボックスの内寸から容積を算出しました。

リフレクター板のカーブがありますので正確ではありませんが、約220㍑でした。

 次にJBLが公表しているダクトチューニング表(LOUDSPEAKER ENCLOSURE CONSTRUCTION MANUALから)によりますと 容積197㍑~222㍑の箱にJBL 130A・D130等 を入れた場合のダクトの推奨値は、419平方㌢でした。

一方、メトロゴンの容積は220㍑でダクトの大きさは、399平方㌢(420㍉×95㍉のダクト)でした。

ピッタリ同じ数値ではありませんが、JBL の推薦値に近いことが分かり安心いたしました。

本日、展示用のメトロゴンボックスも出品いたしました。お求めやすい価格です。ご検討下さい。

 

 

 メトロゴン レプリカの内部です。丁寧に製作されているのが、分かると思います。グラスウールが入っていませんので

内部が広く感じます。

真ん中下にあるのが。ダクトです。メトロゴンでは、底板についています。ウーハー取付箇所には、30㌢用の

アダプターを付けています。