3月になりました。エベレストも完成していないのですが、パラゴンのレプリカ製作にも挑戦したくてこの企画を立ち上げました。
完成すれば見事な最高峰のスピーカーになりますので、おそらく完成まで数か月を要します。
この企画は、思えば過去20年前から計画していました。
メトロゴンの製作の傍ら、パラゴン用のパーツを少しずつ製作しています。
今回は、設計図編です。
もともとJBLは、1960年代には、パラゴン、メトロゴン他設計図を販売していました。
スピーカーユニットを販売しますから、腕に自信があればどうぞオリジナルと同じ箱を作ってそれに入れて聴いて下さいという販売戦略だったようです。
従って、現在も簡単にネットで設計図が入手可能です。
現在手元に3種類の設計図があります。
1 1958年のオリジナルプラン コピーで不鮮明
パーツアッセンブリー毎にブロック化されて最終的に本体が完成するという体系になっていいます。製作順などの説明は、
ありません。
木ネジや金具なども細かく指定されています。
パーツ毎に、設計図があり、縮尺、材料、仕上げ、製図した日、チェックした日、パーツ名、製図番号、アッセンブリーの番号など
の情報の記載があります。
2 1958年のオリジナルプランをデジタル処理で鮮明したもの
オリジナルのコピーの劣化をデジタル処理でクリーニングしたもので見やすいです。
3 ドイツ(?)のマニアが1958年のオリジナルプランをCADで新たに書き直したもの
このプランの良いところは、メートル表示があることです。大いに役立っています。
JBL パラゴンのプランが入手出来て製作できることは、本当に有難いことです。
古い設計図ですので、一部欠損はありますが主要なパーツではありませんので大丈夫です。
この設計図は、1組当たり100ページ以上で当時JBLの設計スタッフの技術水準の高さがその図から良くわかります。
約15年前に オリジナルの不鮮明な設計図を入手した時は、興奮して寝るのを忘れて深夜まで見ていました。
また、将来のパラゴン用にユニットを調達しました。
本当に製作が楽しみです。