新製品 JBL LE8T用 アルミボイスコイルを使ってリコーンしました。

昨日新入荷したJBL LE8T用 アルミボイスコイル(#1305-8 AL)を使ってリコーンしました。

リコーン後、すぐにアンプに繋いでオリジナルと比較試聴しました。

鳴らし込んだオリジナルLE8と、リコーンした直後の2115の比較試聴は、条件が違いすぎます。

確かに、同じ傾向のJBLらしい歯切れの良い音が出ていると思いました。

一聴して感じることは、確かにオリジナルに近づいているが、あと一歩の繊細な音楽表現が少し足りないとは思いますが、リコーンした直後ですので上々ではないかと感じました。

また、ボイスコイルの耐久性を調べる為に、コーン紙が前後に大きく動くほどの大音響で連続鳴らましたが、まったく問題ありませんでした。

 

リコーンしたのは、JBL2115です。リコーンする前にユニットのクリーニングを行なっています。厚紙に両面テープを貼り、ギャップに差し込んでクリーニングしました。やはり少し鉄粉等が付いているようでした。

因みにLE8T・2115のプレートは厚く12.7㎜もあります。その中に均等にボイスコイルを入れなければなりません。

 

2本にリボン線は、太いので約半分の太さにカットしました。

 

ボイスコイルの上端から、ダンパーまでの距離は10㎜としてキャリパーで印をつけました。

 

リボン線とリード線は、予備ハンダしてから直角ハンダ付けしました。

ダンパーとボイスコイルを本体に入れてセンタリングしてから接着します。

ダストキャップの接着、リード線のターミナルへのハンダ付け等が残すのみです。

米松合板製の約42リットルのボックスに入れていよいよ音出しです。

右がJBL LE8-1 オリジナルです。エッジのみ交換済です。箱は、JBL43モニターをまねして製作したものです。

 比較試聴しているところです。