パラゴンレプリカを1958年の設計図に基づいて忠実に製作しています。
今日は、製作上唯一「雇いざねはぎ」の箇所がありましたので、専用治具を作ってその加工を行いました。
要は、接合する両方の木口に溝を掘って、そこに木片を差し込んで接合すればよいのです。
接着剤の接触面が増えるのでより接合強度が増すのです。
簡単な接合ですが、このパラゴンの場合接合角度が52度と半端で、しかも広いパーツに溝を掘らないといけないので、意外と難しいのです。
因みにこの接合方法は、メトロゴンでは、ありませんでした。D55エベレスト レプリカの場合は、バッフル板に2箇所ありました。
下側のパーツに木片が埋め込まれています。 上側にパーツには溝掘りがされています。溝の幅と深さは、
設計図で指定されています。
接合するとこのように両方の角度を合わせて104度角で確り接合します。パラゴンでこの接合が採用されているのは、
前面両端です。
裏面です。接着剤併用で組立てます。