先日粗木取した木片をオリジナルの形状になるように削っています。
ミズナラ材は、目が詰まって硬いので思うように進みません。
先日、パラゴンのオリジナルレッグ(ウォルナット材)を見ていて発見したのですが、
単一の木片ではなく貼物であることがわかりました。
1950年代から80年代にかけて製作されたパラゴンですが、その当時資源に余裕のあった
アメリカでさえ大きい木材が安定供給されていなかったということです。
以前にも2つに割れたレッグを見たことがありましたので、この事実は、間違いないと思います。
右のオリジナルレッグは、写真右辺のところに縦にスジが入っているのが見えますが、そこがつなぎ目です。
わからないように巧妙に接着しています。 左は、ミズナラ材です。