先ほど、ヤフオクでオリジナルのパラゴン(他社出品による)が落札終了しました。
どのくらいの価格が付くか数日前から注目していました。
落札価格は約190万円(税込) 入札数387件でした。
そのパラゴンは、経過年数相応の個体のようでしたが、本数が少ないので想像通りに高値・入札殺到になっていました。
さて、パラゴンレプリカですが、試聴した結果のインプレッション(感想)を1週間前から書いているのですが、なかなかは発表できません。
これまでのスピーカーと違い、印象や評価がころころと日毎に変わるからです。
完成してから約3週間以上毎日試聴して、当初は割合鳴らしやすいスピーカーだと思っていましたが、
ウーハーのエージングが進んだりして音が変わってきました。
巷で言われているように、鳴らすのが難しいということはよく分かりました。
オリジナルではありませんが、このレプリカも同様に鳴らすのが難しいようです。
今日は、晴天で乾燥していて低音に違和感が無かったのですが、湿度が高い日は、低音が少し重いような気がします。
このレプリカの制作では、材料が湿気を吸っては困るので、あらゆる面に塗装して防湿しています。
底板にも防湿の為に塗装しています。
大きいシステムですから、部屋の湿った空気の影響は大きいと思います。
もともと乾燥しているロスアンゼルスで生まれたスピーカーですから、湿度の高い日本の気候を想定して製作したものでないようです。
従って、湿度の高いのパラゴンの音質は、本来の音ではないので、評価しない方が良いのかもしません。