今年の1月末にアメリカで現地調達した米松合板が配達されました。
約半年も費やしてやっと届いたので感無量です。
米松合板は、ツーバイフォー住宅に使用されていますが、それは建材グレードであり、スピーカー制作には不向きです。
過去20年くらい前からスピーカー制作用の米松合板は、市場に殆ど流通していません。
やはり輸入が難しいのと、現地での調達が難しいことが、日本での少ない流通の理由だと思います。
今後、米松合板を使用してパラゴンレプリカを制作することを計画していますので、そのことについて日記をアップいたします。
船舶用合板19ミリ厚です。この19ミリ厚の合板の流通はごく少ないです。流通しているものは、ほとんどが18ミリ厚です。
表A級・裏B級・芯材B級の米松材を使用したでソリッドな合板です。なおA・B級材はかなり良質な素材です。
マリングレードの米松合板は、グッドツーサイドと呼ばれ、表裏両面とも仕上げ用のため小口にこのようなスタンプが
押されているだけです。
A級米松べニアを使用したの表面です。目につく節は皆無ですが、パッチの痕は、数か所有ります。
これは別の種類の合板で通称ACサンドです。 別名グッドワンサイドと呼ばれます。裏面のスタンプです。
裏面には節穴が数か所有ります。