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昨今、中国から飛来しているといわれているPM2.5の影響は、心配ですね。
木工家も作業場の空気中に浮遊するホコリに注意が必要です。
特に私の扱うMDFやパーチクルボードは、ホコリの粒子が小さいので、健康に気を使っています。
そのためにグリズリー エアーフィルターを設置いたしました。
5ミクロンの外側のフィルターと1ミクロンの内側のフィルターのダブルフィルターでホコリを除去します。
このフィルターで1時間当たり約25回作業場の空気を浄化できます。
確かに稼動させると空気は、浄化されているのがはっきり分かります。
もっと早く設置すべきだと思いました。
それにしてもグりズリーのカラーはダサいですね。また騒音もやや高めです。
なお、PM2.5の粒子のうち、1ミクロン以下の小さいものは、このエアーフィルターでも除去できません。
前回に引き続き、メトロゴンのトリビア集です。
○ユニット構成のバリエーションは、14種類ありました。
その中で低域LE10(25センチ口径)高域LE30を使用した珍しい構成もありました。
また、LE14Cの同軸ユニットを使用した構成もありました。
○スピーカーの前にサランネットが張られルーバー立てられている。
ルーバーは、片側に8本立てられ角度が微妙に変えられている。
視覚的に優雅な感じになっている。
○ 中心にある反射板は、パラゴンよりもアールが小さい。
横幅がパラゴン263センチに対してメトロゴンは、187センチのため反射板のアールは小さい。
メトロゴンのカタログです。
http://www.lansingheritage.org/images/jbl/specs/home-speakers/1960-metregon/page1.jpg
今日は、作業場の西側の作業台の天板のエクステンションを取り付けました。
実は、設計ミスで当初から広く合板をカットすればよかったのですが、設置してから狭いことに気付きまして延長の天板を設置したのです。
水平方向に力を加えて圧着しなければいけない状況でしたので、ピエール突っ張り棒(カーゴバー)を水平に使用して接合箇所を締めました。
この状況では、通常のクランプは、使用できません。ピエール突っ張り棒(カーゴバー)は、反対側に支点となる箇所 があれば使用可能です。
JBL メトロゴンを再現する前にじっくり研究しています。
ネットで写真を200枚以上集め、分析しています。
以下発見したJBL メトロゴンのトリビア集です。
良く知られているものもあれば、初めてカミングアウトのものもあるかもしれません。
間違いもあるかもしれません。
1 JBL メトロゴンは、主要材料は、パーチクルボードである。
米松合板の物もあるかもしれませんが、私の見た限りパーチクルボード製でした。
2 ユニット構成は、12種類ありました。
D123の一発から075、375、150-4Cの重量級ユニットまで12種類のユニット構成でした。
3 パラゴンと同じく木ネジと専用金具を多用して組み立てられている。
中央のカーブした反射板は、天板と底板に金具で接合しています。
4 パラゴンがフロントロードホーンに対して、メトロゴンは、バスレフ方式である。
底板には、バスレフポートがある。ダクト方式ではなくバスレフポートである。
5 ユニット構成は、12種類あると申し上げましたが、ウーファーを、入れ替えた場合バスレフポートの調整は、必要ではないか。
6 天板と底板には、彫り込みを入れて接合を強固にしている。 横幅が約180センチで強固に一体化している。
7 ユニット構成は、12種類あるが、バッフル板のユニット配置は、ワンパターンしかない。
アダプターを使用して、各種ユニット構成に対応している。
50年以上前の伝説のスピーカーです。分からないことも多いです。
まだ、ありますので、次回に書きます。
(なお写真は、海外の方の分も多く、持ち主の許可も取っていませんので、この日記に掲載することが出来ませんでした。)