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昨日入荷しましたピエール カーペンター スピンドルをご紹介いたします。
これは、木工用のワークベンチに取付けて バイスとして使用するものです。
黒く見える金属部分をワークベンチ側に固定して、T字ハンドル側に可動する堅牢な木材を取付けます。
T字ハンドルを回転操作することで、締めたり緩めたり出来ます。
シャフトの太さが35ミリあり、長さが480ミリありますので、大きな木製のバイスを作ることが出来ます。
お問い合わせは、ご遠慮なくご連絡下さい。
品番: #58035 シャフト口径 35ミリ、長さ480ミリ、重さ5キロ。 30センチものさしと比較してください。
約3ヵ月に一度の割合で、ピエール クランプがスペインから入荷しますので、門司港に貨物の引き取りに行ってきました。
販売・出荷の業務を止めて、出張しますので、お急ぎのお客様には、ご不便をお掛けして、申し訳なく思います。
今回の仕入では、突っ張り棒の新製品等が入荷していますので、順次ご紹介いたします。
ピエール クランプ等は、このように包装されてパレットに載せられてスペインから届きます。
門司港からの帰り道にコストコ北九州店に立ち寄って買い物しました。
本日、D130用の柔らかめダンパー入荷しました。
このダンパーは、JBL用の他のキットにも適合するものです。
今回、2種類入りましたので、柔らかめダンパーは全部で3種類となりました。
JBLの10センチ口径のVCのキットをご購入の場合、ご希望される場合は、ご連絡ください。
#FS 6975-B
通常品#FS7000-Cと同じ形状ですが、薄く柔らかめです。
#FS 6994-C
5山の柔らかめのダンパーです。
左上から時計周りに、FS7000-C、FS6975-B、FS 6994-C、FS7009-Bです。どれも、JBL 10センチボイスコイル
のキットに適合いたします。
最近は、新カタログの発行準備で、C45 メトロゴン レプリカ製作が進んでいません。
今日は、カタログ編集のあいた時間に刃物立を作りました。
ここでいう刃物とは、ルータービット、ドリルビットです。
今まで、箱等で保管していたこれらの刃物を表に出して並べると製作に対して前向きな気持ちになれそうです。
全部で 17本の刃物等を立てました。 このうち約半分が、昨日、届いた刃物です。
手前の大きいルータービットは、ロックマイタービットです。メトロゴンの製作では、一箇所接合に使用
します。
こちらは、今回購入した新しい刃物です。使うのが楽しみです。
今朝、注文していた工具が届きました。
新着の品物を開封するときはいつもわくわくするものです。
今回の注文品は、C45メトロゴンのレプリカ製作に必要な刃物が主です。
ドリルビット、ルータービット、カウンターシンクビット等を11点を購入いたしました。
予定では、今回購入の刃物等でC45メトロゴンの加工はすべて出来るはずです。
日本ではあまり知名度のないメーカーですが、加工精度はかなりよさそうです。
珍しいイスラエル製です。
これまで度々ご紹介していますランシング ヘリテージのサイトで C45 メトロゴン関係の情報収集していましたら、興味ある情報がありましたのでご紹介いたします。
まず、1964年のカタログでは、11種類のユニットバリエーションがありました。
ユニット構成の違いで3種類のアダプターキットが別売されていました。
http://www.lansingheritage.org/html/jbl/catalogs/1964.htm
疑問は、例えば、D130(38㌢)を使用する構成とLE10(25㌢)を使用する構成がなぜ同じアダプターキットなのかです。
口径が違うので、アダプターキットが異なるのではないかと思うのですが、カタログでは、同じ物が必要と書いてあります。
一度アダプターキットを見てみたいものです。
ちなみにLE30のアダプターキットだけ見たことがあります。
次に1962年のプライスリストを見ました。
http://www.lansingheritage.org/images/jbl/reference/price-lists/1962-09-15/page3.jpg
12種類のユニットバリエーションとアダプターキットの価格が記載されていました。
興味あったのは価格と梱包重量です。
パラゴンが, 589LB(265㌔)に対して、メトロゴンは、ボックスのみが271LB(122㌔)、最重量システムが379LB(170㌔)でした。
重量は、パラゴンの65%ということが分かりました。
ちなみに価格の比率は、68%ですので、価格と投下された材料、労力、技術等は、比率はほぼ同じということが分かりました。
スクロールソーで替刃の試し切りしてみました。
ジグソーを持っていませんので曲線切りは、スクロールソーで行なうことが多いです。
スクロールソーは非常に奥が深い機械で沢山の技術本が出ています。
私も洋書ですが持っています。
私の場合は、そんなに高等な技術を追求しているのではないのですが、
C45メトロゴン レプリカ製作で、曲線カットが上手く出来れば良いのです。
要は、レプリカ製作で使う 材料が上手く切れる替刃を選定したいのです。
そこで数種の替刃で、 厚さ7ミリのハードボードを幅約1ミリ間隔でカットしてみました。
その結果、一番結果が良かったのは、ホームセンターで購入した安価な替刃でした。
高価な海外製の替刃は、他の材料でしたら良い結果が出ていたかもしれませんが、
安価なホームセンターで購入した替刃が 良かったとは全く意外でした。
ハードボードを模様の間隔(約1ミリ)で切ってみたところです。一番結果が良かった切り口です。
左の替刃が、ホームセンターの安価な替刃です。振動、切れ味などが優れていました。その他は海外製で
切れ味が劣りました。
ピエール カーゴバー(突っ張り棒)用 ハンガー(アクセサリー)のご紹介です。
このハンガーは、幅が40センチで、自転車も吊るせる便利なアクセサリーです。
例えば、工事現場では、工具を下げたり、材料を保持したり出来ます。
さらにカーゴバーの細い部分(25ミリ直径)の部分にも、太い部分(30ミリ直径)の部分にも適合するように
設計されていますので、上から下まで設置可能です。
しかも堅牢な金属製ですので、かなりに重量物の吊り下げが可能です。
カーゴバーの細い部分(25ミリ直径)の部分に取付けたところです。
太い部分(30ミリ直径)の部分に取付けたところです。
堅牢な金属製です。
この店長日記では、非常に珍しい花の話題です。
今の時期 バラの花が何処でも美しく咲いています。
我が家の庭にも合計で20本くらいのバラの木がありますが、今一番花盛りのベスト3です。
ナンバー3
ナンバー2
ナンバーワン
テーブルソーにデードブレード(溝切丸鋸)を装着してみました。
先日購入したフロイト社(アメリカの木工用刃物製造会社・製品はイタリア製)のデードブレード用の
スレッドを製作して試し切りも行いました。
直径が8インチ(200ミリ)ですが、複数のブレードを組み合わせて使用するので、風切音が大きく迫力があります。
簡単に接合で使用する溝が切れます。
C45 メトロゴンのレプリカ製作で使用するルーターテーブルの製作でこのデードブレードを実践投入します。
フロイト社のデードブレード
デードブレード専用のスレッド これで安全にカットします。
切れ味上々でした。
今日午前中、C45メトロゴン レプリカ製作で今後の作業で必要な 刃物をアメリカの通販会社に注文しました。
趣味でのビンテージモデル製作とはいえ、材料費や工具代でちょくちょく出費がかさんでいます。
メトロゴンの製作では、木ねじを多用しているために、そのねじ用の予備穿孔でドリルを多用しますので、専用ドリルビットを買いました。インチサイズのビットを9種程購入しました。
また、カウンターシンク加工が必要ですからそのビットも購入しました。
因みにメトロゴンの製作では、カウンターシンクの開き角までも指定されています。
板に彫り込み加工が多いのでルータービットも6種購入しました。
前置きが長くなりました。天板と底板に正確な図面を書き、あとは不要な箇所を切り取ってテンプレートを製作する作業を行っています。
スクロールソーで大雑把にカットしたところです。直線カットは、ルーターで行います。
天板です。まだ円形カットは行っていません。
底板です。ダクト用の穴等を開けています。
お客様のご注文品は、出来るだけ丁寧にしっかりと梱包してお届けいたしています。
特に、リコーンキットは、コーン紙、ボイスコイル、ダストキャップが、輸送中に変形しやすいので、気をつけて梱包しています。
輸送中に多少乱暴に扱われたとしても、ダメージにならないように注意して梱包していますので、ご安心下さい。
これは、最近お客様へ納品いたしましたJBL LE5-2(口径100ミリ、22ミリ口径ボイスコイル)のリコーンキットです。
当店では、最小のリコーンキットになります。コーン紙は、変形防止のため支柱を箱内に立てて
そこに収納しています。またボイスコイルは、円柱のカップに入れて、破損しないようにしています。
注文していた木ネジが届きました。
C45 メトロゴン レプリカ製作では、材料を厳選することに拘っています。
JBL指定の材料を使用して、製作しようと考えています。
主要材料である19ミリ厚パーチクルボード、ハードボード、米松材などはもちろんのこと同じ規格のものを使用しています。
C45 メトロゴンでは、一台当たり約10種類332本の 木ネジが使用されています。
ホームセンターなどで一箱千本入りの安価なコースレッド(木ネジ)が販売されていますが、その約3分の1の木ネジを一台のC45 メトロゴンで使用していることになります。
木ネジは、音質に殆ど影響しないなどと考えていません。真面目に影響すると考えました。
例えば、日頃から使用しているコースレッドは、廉くて使い易いのですが、JBL指定の木ネジよりもコンマ数ミリ細いのです。
指定どおりのものを使用すれば、箱の剛性も同様になると考えるから拘って同じ規格の木ネジを入手したのです。
黒塗装の#8の木ネジです。これらの木ネジが製作で主に使用されるものです。素材の鉄につや消し黒塗装です。 25ミリから44ミリまでの長さです。 C45 メトロゴンでは、#8の太さの黒ネジを使うようJBLが指定しています。しかも、予備穿孔用のドリルサイズもしっかりと指定されています。そのドリルは入手していませんので、入手しましたら日記に書きます。
左が市販のコースレッド、右がJBL指定の#8の黒い木ネジです。コースレッドは、太さが約3.8ミリ、
#8のネジは、太さが約4.2ミリです。
ローゼンワッシャーです。C45 メトロゴン レプリカ製作では、裏蓋にこのローゼンワッシャーを32箇所
使用します。
これらのネジも少数ですが、使用されます。
これは、メトロゴンで使用される木ねじではありません。ポッケットホール(隠し釘)用です。
何かの役に立つのではないかと思い少量購入しました。スクエアードライブです。
木工を始めた頃から欲しかったデードブレード(溝きりカッター)を 買いました。
デードブレードとは、何枚かの丸鋸を組み合わせて幅広い切削が出来る丸鋸歯をいいます。
このデードブレードは、木片と木片の接合に利用できるので、今後使用することが楽しみです。
このままこのブレードをテーブルソーにセットして使用することはできません。
スロートプレート(丸鋸歯がテーブルから出る部分)が、通常の丸鋸歯仕様になっているので、これをデードブレード仕様に改造す
る必要があります。
フロイト社(アメリカの会社ですが製品はイタリア製です。木工用の刃物メーカーです。)
歯を重ね厚さを調整する金属シムと取扱い説明DVDも付属しています。また、デードブレード専用の
スレッド(作業用の治具)の作り方も解説していました。
8インチ(約200ミリ)の外歯です。24個のチップソーがついています。
C45 メトロゴン レプリカ製作 でバッフル板のテンプレートが、完成しました。
残るは、天板と底板の彫り込み用のテンプレート作りです。
今日は、テンプレートから部品が切り出せるか、ルーターを使用してカットしてみました。
結果は、良好でこれならば、複雑なカットも出来ると確信しました。
使用したルーターは、アメリカマキタの2.25馬力 1/2インチ(12.7ミリ)シャンクのDハンドルル-ターです。
ルーターの中では、さらに大型の3.25馬力のものもありこれは、中量級といったところでしょうか。
やや軽いので取扱いが楽で、しかもパワーもあり、大きいビット(歯)も扱えると言う機種です。
ビットは、フロイト(アメリカの会社 イタリア製)のベアリング付のフラッシュビットです。
フラッシュとは、同一面という意味で ベアリングと同一面をカットできるビットです。
またこのビットは、3枚歯ですので、2枚歯と比較してカット面の仕上がりがより精緻になります。
マキタのルーターでカットしているところです。
上にある19ミリ厚パーチクルボードを下側の6ミリ厚テンプレートに沿ってベアリングを転がし向って右方向
にカットして行きます。このカットは、ルーターテーブルで行った方が、安全で正確な作業が出来ます。
カット面です。テンプレートに沿って滑らかにカットできました。
本日、新製品が数点入荷いたしました。
小口径のダストキャップと JBL 4インチ(10センチ)口径ボイスコイル用の柔らかいダンパーです。
今日は、この新しいダンパーについてご紹介いたします。
まず 当社の販売しているダンパーは、以下の規則で商品が区別されます。
1 例外を除きフラットタイプとカップタイプに大別されます。
例)品番 FS7000-C 品番の先頭のFSがフラットタイプのダンパーを表示しています。
品番 CS5507-C CSがカップタイプのダンパーを表示しています。
2 品番の数字は、インチ表示の外径を示しています。
例) 品番 FS7000-C 7000は、7.000インチの意味です。従って外径は、177.8ミリです。
3 品番のABCDEは、素材の硬さを表示しています。A表示が柔らかくBCDになるにつれて硬くなりE表示が一番硬いことを表示しています。
例)FS7000-C このダンパーはC硬度であり中庸であることを表示しています。
前置きが長くなりましたが、4インチボイスコイル用の柔らかいタイプのダンパーは、品番がFS7006-Bです。
4インチボイスコイル用としては、珍しいBタイプの柔らかいダンパーです。
JBLの130系やプロシリーズ全般に適合いたします。
標準部品のFS7000-Cよりも柔らかいタイプのダンパーになります。
これが、柔らかいタイプのダンパーFS7006-Bです。黒色です。
右が、標準部品のFS7000-Cです。左が柔らかいタイプのFS7006-Bです。大きさは、両者同じですが、
波の形状が異なります。
C45 メトロゴン レプリカ製作で バッフル板用のテンプレート製作しました。
C45 メトロゴンは、D130等のフルレンジのみを使用したワンウェイから、375と150-4Cを使用した最強のスリーウェイまでユニット構
成が12種類ありバラエティに富んでいます。
驚くべきことに、バッフル板は、基本的に1種類です。
このバッフル板1種類で各種ユニット構成に対応しています。
例えば、特徴的なH5040折り曲げ中音ホーンの開口部が、縦向きに空けられていますが、H5040を使用しないユニット構成では、
そこにカバーするようになっています。
下の写真のように、複雑な形状です。
特に38センチウーハーの開口部は、3方向に、小口径ユニットの対応するためのせり出し部分があります。
19ミリ厚のパーティクルボードを失敗なく切り出すことは、非常に難しいので、テンプレートを作って慎重にルーターで切り出すこと
にしました。
デウォルトのスクロールソーで厚さ6.35ミリのハードボードをカットします。直線カットは、難しいですが、力があるので
よく切れます。また、機械の奥行きが深いので、大きい板材も余裕を持って作業出来るのがありがたいです。
左右2枚のテンプレートを組み合わせて1枚のバッフル板を切り出します。
「
右上の小さな穴が075用のです。075ホーンを入れてみました。
その左の縦向きの開口部は、H5040(H5041)ホーン用です。
したの大きな開口部は、38センチウーハー用です。
開口の形状は、基本的に円形ですが、3方がせり出しています。
赤く塗装しているのは、テンプレートの目印です。
C45 メトロゴン レプリカ製作 では、大きい円形カットが数箇所あります。
例えば、中央のリフレクターは、約70センチ半径でカーブしています。
そのリフレクターに隣接する円形パーツも微妙に半径が異なりますが、半径70センチ前後のカーブです。
そのような大きい円を描けるコンパスがありませんでしたので、手元にあったメープル材で、半径110センチまでの円が描けるコン
パスを作りました。
このコンパスの元になったアイデアは、洋書から頂きました。
以下 今日の作業です。
これが作ったコンパスです。どちらかを支点にして円を描きます。二つの可動部分は、楔で長さを固定します。
コンパスを使用して製作したテンプレートです。左の上下は、リフレクターを支えるパーツのテンプレートです。
右のパーツは、バッフル板のJBL 5040ホーンの開口部を塞ぐパーツのテンプレートです。
図面を紙に描いて、それをハードボードに貼り付けて、スクロールソーでカットします。やすりで円形を整えます。
固定しているのは、もちろんピエール マキシFクランプ と Eクランプです。
昨年8月に発行したカタログも、新製品の取扱いで、掲載されていないパーツが多くなりましたので、新カタログをなるべく早い時期
に発行することになりました。
販売しているすべてのパーツの詳細データ(写真、サイズ、重さ、材質、特徴等)を掲載したカタログです。
パーツ点数は、旧カタログ約216品に対して新カタログは、約300品です。
昨年秋にエッジの新製品を増やしたのが点数増加の理由です。
また、各パーツの詳細データは、日々更新しています。
例えば製造ロットが変わって、サイズ等が変更になった場合などOLDモデルやNEWモデルの表示をしています。
当社取扱いすべてのパーツは、社外品(アフターマーケット)ですが、オリジナルパーツの特長も参考として記載しています。
6月には、発行したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
パーツの詳細データ(ボイスコイル #1808-8クラフト)の一例です。このように販売しているすべてのパーツの詳細データ
をカタログに掲載しています。
私は、2台のルーターを持っています。
うち一台は、1/2インチ(12.7ミリ)シャフト、2.25馬力のアメリカマキタ製のDハンドルの物です。
もう一台は、1/4インチ(6.35ミリ)シャフト、1.0馬力のボッシュ製のパームルーター(トリマー)です。
本日使用したのは、ボッシュのパームルーターです。
歯を付け替えることで、切断、彫込み、穿孔、木組み等で使用できる汎用性の高い機械です。
今回は、テンプレートを作ってそれを型としてルーターで切り取り同じ大きさのパーツを作りました。
テンプレートを下においてルーターでなぞるようにして切り取ると同じ物がもう一つ簡単に出来ます。
ルーターの下に加工するハードボード、その下はテンプレートです。固定しているクランプは、もちろん
ピエールのEクランプ と マキシFクランプです。
切り取った面です。キレイな切削面が出ています。
このルーターは、ソフトスタート機能があり、回転数が6段階に調整できます。3枚歯のベアーリング付のストレートフラッシュビットを装着しています。2枚歯より、3枚歯の方が切削のスピードは若干遅くなりますが、表面の仕上がりは、きめが細かくなります。