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テーブルソーのスレッド(そり)とは、便利な治具のことです。 度
下の写真を見ていただければ分かると思いますが、そりに似ています。
下に2本のレールが並行についているから、この名前になったと思います。
テーブルソーでクロスカットや、斜めカットするときに使用します。
また、同じ長さの部材をカットするときにも重宝します。
テーブルソーを使用している木工家が殆ど持っている治具でもあります。
材料は、米松合板です。手前の高いフェンスに固定して、スレッドを前方で動かします。
90度のクロスカットが出来ます。
斜めカットもご覧の通りスッパと切れます。
2本のレールを取り付けました。A-C米松合板を使用しました。下の出っ張りは、丸鋸のが直接出ないように
する安全カバーです。
五月の連休で、工房に椅子を設置しました。
工房の一角には、事務スペースを設けています。
そこに椅子を置いただけのことですが、椅子に座って C45 メトロゴンの今後の製作の計画をめぐらしていると不覚にも居眠りしてしまいました。
リクライニング機構が絶妙で 心地良く、背もたれを倒していつの間にか寝ていたのです。
これからは、この椅子に座るとこのように寝てしまうかもしれません。
ハイバックのファブリッククッションの椅子です。木の部分でクッションを支える構造です。
リクライニングレバーと高低レバーがついています。
木製の部分は、合板を曲げてクッションを包み込む形状になっています。ローズウッドの突き板張りです。
このテーブルソーを使用し始めて約3ヵ月経過しました。
機種は、グリズリーの G0691 10インチ(25センチ)3馬力キャビネットソーです。
以前は、ゼットのコントラクターテーブルソー(1.5馬力)を15年くらい使用していました。
グリズリーの方がグレード高くカットの精度が高いはずですが、なぜか直角が出なかったり、直線カットが湾曲したりで調子が余りよく
ありませんでした。
今後C45メトロゴンの部材カットで精度が要求されますので、今日は、午前中の時間を費やして調整しました。
原因は、テーブルソーとアウトフィダーテーブルが一面になっていなかったことです。
両方が同一面で水平でないと、丸鋸の対して、カットする対象物を直角に保てません。
ピエールカーゴバーで、ジャッキアップして両方のテーブルが水平でしかも一面になるよう微調整しました
。これからは、精度の高いカットが望めそうです。
重量 約250キロのテーブルソーの片方をピエール カーゴバーでジャッキアップしてスペーサーを差し込んで
水平を出しました。
テーブルソーの向こう側にあるアウトフィーダーテーブルも水平を出しました。
ここ2~3日は、C45 メトロゴン レプリカ製作 で使用する、工具、木ネジ等の調達ため業者に見積を依頼しています。
このC45 メトロゴン レプリカ製作 には、拘りがありまして、オリジナルと同等の材料で製作しようと心に決めています。
スピーカーに限らず、アンプなども、復刻版が近年販売されていますが、オリジナルのサウンドが、再現できていない云々の意見をよく聞きます。
そうだと思います。このご意見を否定しません。
オリジナル製品を作った職人の眼に見えないノウハウがあるためでしょう。
これは、設計図に書いてありませんので真似できません。
同じ材料でレプリカを製作してもオリジナルと同じサウンドを再現できないのに、
さらに設計図と違う材料を使用すると 全く別物を製作することになります。
レプリカ(模造品、複製品)の製作から逸脱したくありませんので、設計図の指定する材料で製作したいのです。
例えば、使用する木ネジの規格が決められています。
日本国内では、入手し難い規格ですので、費用がかかりますが、オリジナルと同じものを求めて海外品を使用する場合も有るのです。