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最近、リコーンキットをJBL 38センチ用のリコーンキットを購入されるお客様は、柔らかいダンパーをご指定されることが多いです。
やはり、通常の硬さよりも柔らかいダンパーの方が、振幅が取れる為に、低音が豊かになることと、エージング無しに歯切れの良い低音が出てくることが、人気の理由だと思います。
但し、柔らかいため、重いコーン紙や、重いボイスコイルに装着した場合に、作業中に少し沈む可能性があるので、ご注意ください。また、重い振動系に装着した場合、反撥力がない為に、コーン紙の動きが鈍くなり、低音の歯切れが悪くなる可能性もあります。
私も、この柔らかいダンパーをD130(大幅に変更して150-4C風にリコーンしました。その詳細は、以下の日記をご覧ください。)に装着しています。
リコーンしてメトロゴンレプリカに入れて聴いていますが、当初から、150系の軽量コーン紙であるにもかかわらず、不足を感じさせない低音が出ていました。
リコーンしてから、3ヶ月目に入りましたが、最近では更にエージングが進んだようで、低音のレンジが少し広がったように感じています。
そのリコーンにつきましては、こちらの日記をご覧ください。
http://www.hobbies-n-things.com/diary-detail/571
http://www.hobbies-n-things.com/diary-detail/572
http://www.hobbies-n-things.com/diary-detail/573
こちらが 柔らかいダンパーです。
因みに、こちらが通常の硬さのダンパーです。
C45 メトロゴン の試聴に 書家 野崎 眞歓氏(通称 おじぃ)がお見えになりました。
メトロゴンを聴きながら私と雑談することを通して、私の生き方に一番あう歌を選んで、短冊に書いて下さいました。
驚いたことに、ミラーイメージ(鏡像)でしたためて頂きました。
アット驚く書き順でした。 短時間のうちに相手の人となりを把握して、ピッタリな歌を選んで頂いたので、人を見る目に敬服いたしました。
4枚書いて頂きました。左上は「夢」です。右肩上がりで非常に縁起が良い文字です。左下は、私の名前なのですが、これも
右肩上がりで縁起が良いものです。見方を変えると心も変わるということで、この向きにしているそうです。
「世の人は我を何とも言わば言え 我が成す事は我のみぞ知る。」(竜馬 16歳の歌)
これまでも、これからもこの生き方で行きます。見やすいように縦向きにしています。
「越えなばと 思いし峰に 来てみれば なお行く先は 山路なりけり」
人生チャレンジの連続です。これからも正にチャレンジです。
見やすいように縦向きにしています。
ありがとうございました。
お客様から左右に8本づつある、ルーバーは、外せるのかご質問がありましたので、写真でご説明いたします。
ルーバーを外したところです。
上は、深さ12ミリの穴が掘られています。その穴にルーバーの頭とフェルトを差し込むます。
こちらは、ルーバーの足元です。深さ5ミリの細い溝が掘ってあります。そこにル-バーの足を差し込みます。
ルーバーの頭です。フェルトを巻いています。
ルーバーの足元です。底板に差し込むためにこのように加工しています。
ルーバーの頭の部分はこのように取付ます。重低音を出しても、フェルトで確りルーバーをホールドしているので
鳴くことがありません。
昨日、メトロゴン (レプリカ)を クロネコ ラクラク家財宅急便でお客様の元に運びました。
クロネコの担当者の方が丁寧に、エアーキャップ(プチプチのビニール)、段ボール、フィルム等で、
何重にも梱包を施して運び出しました。
落とさない限り、破損はしないと思われるほど確り梱包してますので、安心です。
完璧な梱包です。 クロネコ ラクラク家財宅急便
あす、新しいオーナーの元にメトロゴン レプリカが旅立ちます。
今日は、梱包をしながら思いを巡らしました。
半年間、一生懸命に製作したこのレプリカが、新しいオーナーに気に入ってもらえると本当に嬉しいです。
また、良い音で鳴らせてもらえるとさらに嬉しいです。
明日、クロネコ家財引っ越し便で、運びます。クロネコの担当者の方も丁寧に梱包して頂けるのですが、巨体の割に
細い4本の足が心配で、念のために梱包しました。
次回作のメトロゴン (レプリカ)には、一部米松合板を使用します。
オリジナル メトロゴンは、パーティクルボードが主要材料ですが、次回作では、
より剛性が必要な箇所に米松合板を使用したいと考えて、材料調達を行っています。
オリジナリティを残しながら、強度確保したい箇所に最小限の米松合板を使用します。
使用する米松合版は、以下のものです。
裏面のスタンプです。
APAのマークは、アメリカン・エンジニアードウッド・アソシエーションの認定工場で
製造された合板という意味です。
A-Cは、サンドグレードで、表面がA級のサンドかけされた表面で、裏面はC級の
サンドかけされた表面を持つ合板という意味です。
従って、こちらは、裏面ですからC級になります。
また、GROUP1は、米松(ダグラスファー)を材料として使用した合板という意味です。
EXTERIOR は、耐水性の接着剤を使用しているので、屋外の使用にも耐えられるという意味です。
その他、何処の工場で、何時製造されたものか等の情報が表示されています。
こちらは、表面ですのでA級です。節は、ごく少ないですが、有ります。その節は、
切り取られていて、目立たないように補修されています。
今月入荷分のJBL 30センチ用クロスエッジ”SC1203” の仕様が変更 になりましたので、お知らせいたします。
これまでの製造ロット分は、ダンプ剤が塗布されていませんでしたが、今回入荷分から、ダンプ剤が塗布されています。
価格は、従来と同じですが、 接着剤兼ダンプ剤(WD32)は、20グラムお付け致します。
左が 新入荷分です。右が従来分です。
お客様から、メトロゴン (レプリカ)の サランネットは、どのようにして張られているのか
お問合わせがありましたので、説明いたします。
JBL モニターのような四角の枠にサランネットを張っているのではなく、ネットを左右にピンと張っているイメージです。
ルーバーを外した状態です。上下には枠がなく、木片をかませて左右にサランネットを引っ張っています。
ボックス内部です。3セットのウイングナット+ボルトでリフレクター板に固定しています。
写真では2つしか見えません。
左側は、リフレクター板、右側は、バッフル板です。
これも内部です。ネットを内側から見たところです。ネットの下側は、溝の中に入っていますので、
フロントから見るとスッキリしています。
C45 メトロゴン (レプリカ)のユニット取付けは、狭いところの作業になりますので、ウーハー、中音ドライバーホーンとも時間と労力がかかる作業になります。
また、 ツィーターの取付けにつきましても、すぐ前にリフレクター板がせまっていますし、ルーバー、サランネットがありますので、前面から作業出来ないので、困難です。
ツィーターの取付けにつきましては、次の三つの方法があります。
1 初期型の075は、馬蹄形の取付フレームを持っていますが、3箇所 木ネジで取付ます。
設計図には、075のホーン開口を開けるように指示は有りますが、ボルトサークルの指示は有りません。
2 075等をバッフル板に直接ボルトとナット(4箇所)で取付ける方式です。
この方法は、かなり狭い所での細かい作業ですので、時間がかかります。
3 075等をサブバッフルに取付けて木ネジ4箇所で取付ける方法です。
こちらは割合簡単です。
今日は、割合簡単に075等を取付け出来るように、サブバッフルを 製作いたしました。
サブバッフルには、4箇所ネジ穴があり、4個の木ネジでバッフルに取付ます。
白いフェルトで音漏れを防ぎます。