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毎年作成している スピーカーカタログ 2014年度版を仕事の傍ら作成中です。
昨年よりも取扱商品が増えているので、編集が大変です。
いつもお世話になっているお取引業者様にお送りしています。
お届けまで今しばらくお待たせしますが、よろしくお願い致します。
暑中お見舞い申し上げます。
冷夏といわれていましたが、夏らしい気候で、暑い日が続いていますが、お変わりありませんか。
日ごろから ご注文を頂いてたいへんありがとうございます。
今後も、商品ラインの充実と品質向上を目指して、よりよい商品をお客様のお手元にお届けできるように努力いたします。
さて、目下2014年版 スピーカーパーツカタログの作成準備とメトロゴン レプリカの製作に日々腐心しています。
これらのプロジェクトは、会社業務で行っていまして出来て当たり前ですが、更に私的には 次のプロジェクトが頭の中にあります。
ここで、公言することで、1つでも前進して完結したいです。
1 パラゴン レプリカ 復元 :
材料はありますがこのプロジェクト中一番難関です。設計図を元に部品をカットしていますが、製作が困難なパーツが多数あります。
2 大形バンドソー・大形シェーパー・サイクロン式ダストコレクターを使いこなす:
単相200ボルト50アンペアの電源が必要です。サイクロン式ダストコレクターは、配管が必要です。
3 JBL D55000エベレストの復元:
すでに材料は、カットしていますが 巨大なので、進んでいません。
4 ワークベンチの製作:
すでに天板のカットは完了しています。 電動工具が無い時代のワークベンチを製予定です。当社のピエール社のクイックリリースベンチバイスとスピンドルを 組み込む予定です。
5 JBL D208 のボックス製作:
これも合板の端材をカットしています。約50リットルの小型の箱になります。モニター調に仕上げたいです。当社のリファレンス用LE8-1のように大変良い音が期待されます。このプロジェクトが一番実現可能です。
これから、進展があったプロジェクトは、固定した題名で報告します。
C45 メトロゴンのレプリカ キャビネット製作と並行して、中音 用レプリカホーン(#NWT H5040)も製作中です。
このホーンのオリジナルはJBL H5040ホーンです。
ご存じのようにラッパが途中で直角に曲がった形状のホーンです。
アルミ鋳物ですので、アルミ鋳造業者様に製造依頼をお願いしています。
今般、鋳物の木型が完成しました。
直角に曲がっていますので、製作費用も高額ですが、オリジナルに近いものが出来そうですので、ご期待下さい。
レプリカボックスとのセット販売のほか、単品の販売も予定しています。
素人目で見てこの木型は、オリジナルと比べて約10%大きく作られています。
それは、アルミ材が高温から常温に低下するときに収縮するから木型は、大きく作られていることが分かりました。
現在、メトロゴン (レプリカ) 次回作の仕上げ中です。
メトロゴンが引き立つような仕上げに腐心しています。
まだ、完成ではありませんが、以下の写真の仕上げになります。
突き板はウォールナット、モールディングとレッグはケヤキ材です。どちらも味のある木目が出ています。
右側の底板部分です。
左側のフロントレッグです。
リフレクター板です。
左内側のモールディングの木目です。
今回製作分のメトロゴン レプリカは、仕上げの最終段階に入っています。
今回は、初めて塗装仕上げを行います。
これまでは、全てワトコオイルや荏油でのオイル仕上げでしたが、艶のある塗装仕上げのメトロゴンも魅力があると思いました。
工程は、着色→中塗り→研磨→上塗り です。
ウォールナットやケヤキの木目を引き立てる着色が出来れば良いと思っています。
まず購入したペイントの試し塗りを行っています。深い良い色が出ています。
スピーカーエッジの新製品等のお知らせです。
SF 850 フラットアタッチの20センチ口径のエッジです。
http://www.hobbies-n-things.com/product/437
SF 511 小さい汎用のエッジです。
http://www.hobbies-n-things.com/product/438
SF JBL2214 ジャストフィットのエッジが入荷しました。従来販売していたものより、ロールの幅がやや広いです。
最近メトロゴン レプリカの製作で、新製品のご案内が疎かになっていまして申し訳ありません。
最近入荷した新製品をご紹介いたします。
台風8号の災害予防で、隣家に近い中径木を倒木しました。
木(直径30センチ位)を事故なく思った方向に倒すことは、非常に難しいです。
通常の手動ウインチならば、木をある程度引っ張れば、再度ロープを掛け直さなければなりませんので、手間のかかる作業になります。
今日初めて使用した、チルホール TU16は、そういう面倒なこと無しで しかも強力に牽引出来ます。
TU16は、1,600キロまで引っ張れるという意味です。ただし、本体17キロ、ワイヤー15キロと重いのが取扱の難点です。
黒いシャフトのレバーを左右に動かすだけで、簡単に確実に引っ張れます。
おそらくワイヤーに数百キロの力が掛かっています。
チルホール TU16 ドイツ製
メトロゴンの設計図には、バッフル板のツイーターの開口部に取付ネジ穴等を開けるように指示がありません。
当初は、ツイーターの取付はどうすればよいかわかりませんでした。
そのうち木ネジでツイーターを装着すればよいことに気づきました。
1 古い馬蹄形の取付金具付きJBL 075 等は、アダプター無しで3箇所 木ネジ止めします。
2 比較的、新しい四角形の取付金具付きJBL 075等は、まずツイータの前面にアダプターを置き、それを4箇所マウントネジで止めます。次にバッフル板に4箇所木ネジで装着します。写真のとおりです。
このアダプターは、ハードボード製で、カウンターシンクの穴を掘っていますので、マウントネジが沈みますので、
平面になり、バッフルに取付易いです。右下の欠けは、ウーハーに干渉しないようにカットしています。
4箇所木ネジでバッフル板に取り付けたところです。確り装着しています。
バッフル板を上からみたところです。2420(LE85)が少し、ツイーターに接触します。この場合、
ホーンの角度を変えて取付ます。 やはりドライバーは、ひと周り小さい175(LE75)が良いようです。
本日からメトロゴン (レプリカ)ボックス 販売開始を開始しました。
今回の製作分の特長は、 米松合板バッフル と ケヤキ無垢材使用していることです。
お問合わせ等ありましたらご遠慮なくご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。
メトロゴンに使用されている中音ホーン(JBL H5040)は、大変希少なモデルです。
1964年のJBL のカタログによりますと、90度に折り曲げた形状でメトロゴン専用に設計されたホーンと記載があります。
カタログから判断してほんの少量のH5040 が、バラ売りされたと推測されます。
だから、入手困難なのです。
これまで、ボックスのみ製作販売していますが、本当のお客様のニーズは、この中音ホーンも含めてものだということは、重々承知でした。
ここ数カ月、この再現が難しいホーンを製作して頂ける業者を探してまいりましたが、技術・コストとも満足する製造業者に製作依頼することになりました。
順調に作業が進めば、約1月後に販売いたしますのでよろしくお願いいたします。
JBL H5040 : アルミ鋳造 エクスポネンシャル ホーン 175、LE75 ,LE85用 ドライバー 600ヘルツ以上で
使用可能。 小さいホーンですが、肉厚が厚い部分は、10ミリ以上あり、強固なホーンです。
明日から、ゼブラウッド版のメトロゴン (レプリカ)ボックス を販売いたします。
これまで、予約販売分を製作していましたが、やっと販売出来る運びになりました。
一部の写真しかありませんが、ゼブラウッドのベニアとケヤキの木目がポイントのメトロゴンになりました。
あえて着色せず、ナチュラルな色合いです。
オリジナルのメトロゴンには無い、仕上げですが、リスニングルームでは、調和するストライプの木目ですから如何でしょうか。
なお、音質は、オリジナルに類似するように、同じ材料にこだわって製作していますのでよろしくお願いいたします。
(一部材料の変更あり)
養生中の写真です。今後更に木目がクッキリして来ます。