2014年9月

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2013年末からメトロゴン レプリカの販売をはじめて、今回6台目をお買い上げ頂いたお客様から画像と感想を送って頂きました。

ウォルナット突板の半鏡面仕上げになっています。

本年の夏、晴れた日が1ヶ月に2,3日しかない気候の中で、塗料の乾きが遅く、納品まで大変お待たせしてしまい、お客様には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。しかしながら、スピーカーに満足頂けた旨、とても嬉しく胸をなでおろしています。

 

その後のお客様のメトロゴン レプリカのインプレッションを紹介させて頂きます。

 
「いろいろCDを聞いていますが充分すぎる音質で大満足です。
今後DACを購入し高音質音源で聞いてみたいと思います。」
 
 

 

「メトロゴンは順調に音を奏でてくれています。
PCオーディオも取り入れましたのでハイレゾ音源も綺麗に再生してくれ大満足です。
フルレンジ一本で不満のない音質です。
クラシックからJ-POP迄聞いております。」
 

「また古い音源もこのシステムで聞きますと新たな発見がありました。

聞こえていなかった音が聞こえてくるようになり新鮮な気持ちです。

メトロゴンの箱の堅牢性も大いに貢献しているのではないかと思いました。」
 
 
 
 有難いお言葉を頂きまして、今後のメトロゴン レプリカの製作の励みになります。
JBLオリジナルの設計図を基に忠実にレプリカを再現しています。音に影響する主要な材料も
オリジナルと同じ厚さの物を使用していますので、オリジナルとほぼ同じ音色が
出ているはずです。今後もJBL ビンテージ スピーカー ファンに喜んでもらえるスピーカー
を製作したいと思っています。 有難うございました。
 

 

メトロゴン レプリカに、#NWT 5040 レプリカホーンを組み込んで 毎日試聴しています。

形状が通常のホーンと大きく違い、音道が直角に曲がっている為、音の出方や音質が違いますので、レポートいたします。

一聴して感じることは、この中音ホーンから出る音は、直接音が抑えられてやや控えめなソフトな音質であるといううことです。

その理由としては、音道が直角に曲がっていることで、ドライバー特有の 直線性ある中高音が角が取れたように少し和らいだように聞こえるようです。

これがこのホーンの大きな特長です。、

通常のストレートホーンでは、ある周波数の音にピークがあるように聞こえますが、このホーンは、その傾向が直角の音道の効果で、抑えられていると思います。

申し遅れましたが、中音ドライバー(JBL 2420)+ レプリカホーン(#NWT 5040ホーン)のみのインプレッションでした。

次に3ウェイ(075ツィーター+2420ドライバー+5040ホーン+150-4C調 ウーハー) のインプレッションです。

メトロゴンレプリカは、ポンと置いてユニットを入れてアンプに繋げば、そのような状態でも比較的に簡単に

良い音で鳴ります。その理由として、この中音ホーンから刺激的な音が出なくて、耳に心地よい音質の音が

出るからだと思います。ツィーターとドライバーは、確かにホーン構造で、本来制御が難しいのですが、

中央にあるリフれクター板に反射する音を聴くことになるので、ソフトな音質なると思います。

メトロゴン レプリカは、常時試聴できますので、お近くの方はご遠慮なくお越し下さい。

 

今日は、メトロゴンの独特なモールディングを取付準備をしました。

天板の周りに取付けている牛の角のような断面の物です。

接着剤で単純に取り付けているのでは、有りません。、

写真のように溝を切ってそこに薄板を入れ接触面を増やして強固に取り付けているのです。

なお、これは私の工夫ではなく、JBLオリジナルの設計図の通りなのです。

 

木片の厚さは、約3ミリです。接着剤で固めると天板と一体化します。

メトロゴン レプリカボックスの製作の最大の難所は、リフレクター板の取付です。

あの大きな湾曲したリフレクター板を傷付けることなくボックスにピッタリと設置することは実に難しいことです。

スカパーの番組で、ヨーロッパのスーパーカーの工場ツアーの番組で、ボディとドライブトレインを合体する工程を”マリッジ”(結婚)と言っていました。

メトロゴンの場合、”ボックス本体にリフレクター板を取付けることは、まさに”マリッジです。

所定の位置で約30本の木ネジで本体とリフレクター板と緊結します。

 

現在製作中のメトロゴン レプリカの”マリッジ”です。突き板は、エボニーです。

このようにリフレクター板を、上からストンと下に降ろします。

加工精度を高めてピッタリと嵌まるように各パーツを製作しています。ご覧のように各パーツとも

隙間なく結合します。

右は、19ミリ厚の米松合版のバッフル板です。

右側のバッフル板前です。サランネット用溝やルーバー用溝が見えます。

本日から、C45 メトロゴン レプリカ専用ホーン #NWT H5040を販売しています。

このホーンは、1インチスロート用ですので、JBL LE85、2420、2425H 等が使用可能です。

2441や375、376等は使用できませんのでご注意ください。

ホーンの詳細は以下です。

こちらで販売しています。 よろしくお願いいたします。

http://www.hobbies-n-things.com/product/440

待望のメトロゴン レプリカ用専用ホーン #5040 完成いたしました。

販売開始いたします。 このホーンは、JBL H5040(JBL PRO 2340)をひな形としてアルミ鋳造で製作したものです。

オリジナルのH5040 ホーンは、メトロゴン専用のホーンと言っても過言ではないので、非常に玉数が少ないのが実情です。

当社は、メトロゴン レプリカ キャビネットを販売していますが、お客様から独特な形状のこの中音ホーンのご要望が非常に多いためホーンレプリカを製作いたしました。

販売価格は、ペアー(2本)で65,000円(税込)です。ただし、メトロゴン レプリカ キャビネットを同時にお買い上げの場合は、特別価格42,000円(税込)といたします。1本の場合でも販売可能で、価格は半額です。

 

#NWT5040 ホーンです。アルミ鋳造製です。オリジナルより2~3%大きいです。ホーン内部に溶接のような跡が見えますが

これは溶接ではなく木型の跡です。

音の出口では、巧妙にウーハーの端が納まる欠けが再現されています。

ホーンの外部には、結晶塗装(縮み塗装)を施しています。

 

販売用には、ドライバー取る付け用の3本の六角20ミリボルトが付属いたします。

メトロゴン レプリカの出荷のため簡単なパレットを製作しました。

それに載せてクロネコ 家財ラクラク引っ越し便でお客様の元へ配達しています。

このパレットはなくても運べるのですが、メトロゴンの4本レッグは、変則的な配置ですので、運び難いのです。

パレットに載せて、確りと一体で梱包すると直方体の形状になり、持ち易くなり、落下等の事故も少なくなります。