2014年10月

7

10月末より フランスのインテリア雑貨の販売を予定していましたが、日本へ到着してから食品検査(食器類は食品検査が必要になります)と通関処理に予想以上に日数がかかり、ネットショップでの販売が11月に伸びてしまいます。

弊社ではこれまで主に男性向けの輸入商品をメインに扱って参りましたが、初めて女性の方々にお買い求め頂けるインテリア商品を手掛けることにしました。インテリア雑貨はこれまで個人的には買い求めてきましたが、販売目的で輸入するのは初めてです。今は小ロットではありますが、今後商品ラインを広げていきたいと思っています。

来年1月にはフランスのインテリア展示会を訪れて、また新しい情報や商品を追加していきます。どうぞご期待ください。

最近の売れ筋商品は、JBL 2213 用 リコーンキットです。

あのホワイトコーン30㌢のキットです。

これは、JBL プロモニター 4311他に 使用された定評あるウーハーです。

新たにお客様むけに写真を撮影しましたのでご覧下さい。

 秋も深まり、少し時間がとれましたので、以前から計画していた JBL D208用のバスレフボックスと D55 エベレストの バスレフボックス用の板材をカットしました。

 2種類のスピーカーボックスのプロジェクトが同時進行です。 

まず、JBL D208 の方は、リコーン品ですが、小口径で歯切れが良い音が魅力です。約50㍑のバスレフボックスを25ミリ厚の針葉樹合板で製作予定です。LE8-1とほぼ同じサイズの 箱で、鳴らし比べが楽しみです。

次に D55 エベレストの 再現です。このプランも長年温めてきた ものです。あの独特の形状の中音ホーンの出す魅力的な音を聴くのが楽しむです。このボックスは、29ミリ厚の米松合板で、約210㍑の強固なボックスを製作しようと思っています。

実は、この29ミリ厚の米松合板は、床板用でどちらかと言えば建築材料です。オリジナルのエベレストは、パーチクルボードですから、完成すれば全く別物になりますが、バスレフのチューニング等が楽しみです。

 

JBL D208 用 ボックスの カットした 板材です。国産の25ミリ厚針葉樹合板です。上に載っているのが直径90ミリのバスレフ用

ダクトです。

 

D55 エベレスト用のカットした29ミリ厚米松合板です。2本分でおそらく200キロ以上ありそうです。

 

折り曲げ形状のD55 のバッフル板です。材料を厳選していますので、バッフル板には、節が見当たりません。

 

 C45 メトロゴン レプリカ に組み込んで 音楽を楽しめるJBLユニットの組み合わせ表を作成いたしました。

1958年11月にメトロゴンが発売されて1980年代頃までに発売された主なJBLユニットを表に記載しました。

基本的にJBLのユニットは殆ど装着可能です。ただし、38センチ口径以外のユニットは、アダプターが必要です。

フルレンジ1発から、3ウェイまで、組合せは、無限です。

 

★★ 以下の表のとおり、ほとんどのJBL ユニットでメトロゴンは鳴らすことが出来ます。 ★★
★★ この表はJBL のオリジナルのユニット組み合わせとその後発売されたユニットの使用可能なものです。★★

JBLユニット メトロゴン用 組み合わせ表
型番低音中音高音ネットワーク発売年月コメントアダプターダクトの
チューニング
D45201130A175+H5040 N12001958年11月JBL 推薦の組み合わせ--
D45201130ALE175+H5040 N12001965年JBL 推薦の組み合わせ--
D45202D123075N24001958年11月JBL 推薦の組み合わせ必要-
D45203D130-1958年11月フルレンジ・JBL 推薦の組み合わせ --
D45205130A275+H5040N6001958年11月JBL 推薦の組み合わせ--
D45214LE14C-1964年フルレンジ・JBL 推薦の組み合わせ 必要-
D45223D123-1958年11月フルレンジ・JBL 推薦の組み合わせ 必要-
D45230D130075N24001958年11月JBL 推薦の組み合わせ--
D45231D123-1958年11月フルレンジ・JBL 推薦の組み合わせ 必要-
D45282150-4C375+H5041N4001958年11月JBL 推薦の組み合わせ--
D45S52LE10ALE30LX3-11962年2月JBL 推薦の組み合わせ必要必要
D45S62LE15ALE75+H5040LX51962年2月JBL 推薦の組み合わせ--
D45S72LE15ALE85+H5040LX51962年2月JBL 推薦の組み合わせ--
D45S82LE15ALE375+H5041LX51962年2月JBL 推薦の組み合わせ--
D45S82LE15ALE375+H5041075LX5・N70001964年JBL 推薦の組み合わせ--
D45S92LE14ALE75+H5040LX71964年JBL 推薦の組み合わせ必要-
D45S92LE14ALE175+H5040LX71965年JBL 推薦の組み合わせ必要-
D208  - -フルレンジ 必要 必要 
-LE8T  - -フルレンジ  必要 必要 
その他主な使用可能なJBLユニット
 
2220
2205
2231
2235
2202
2213
E140
E130
E120
E145


2420
2424
2426
+H5040
2440
+5041 



077
2402
2405
 
LX13
LX50A
LX80A
LX300
N8000
3105
3106
3110
3152
3182 
 アルニコ・フェライトのその他多くの機種が使用可能 ウーハーが30㌢口径の場合はアダプターが必要  

メトロゴン レプリカ ボックスは、割合 鳴らしやすい箱ということは、以前からお話してきました。

今日は、ふと、このレプリカボックスのチューニングは、JBL の指定通りに製作されているのか疑問に思いたち、数値を検討してみました。  

まず、レプリカ ボックスの内寸から容積を算出しました。

リフレクター板のカーブがありますので正確ではありませんが、約220㍑でした。

 次にJBLが公表しているダクトチューニング表(LOUDSPEAKER ENCLOSURE CONSTRUCTION MANUALから)によりますと 容積197㍑~222㍑の箱にJBL 130A・D130等 を入れた場合のダクトの推奨値は、419平方㌢でした。

一方、メトロゴンの容積は220㍑でダクトの大きさは、399平方㌢(420㍉×95㍉のダクト)でした。

ピッタリ同じ数値ではありませんが、JBL の推薦値に近いことが分かり安心いたしました。

本日、展示用のメトロゴンボックスも出品いたしました。お求めやすい価格です。ご検討下さい。

 

 

 メトロゴン レプリカの内部です。丁寧に製作されているのが、分かると思います。グラスウールが入っていませんので

内部が広く感じます。

真ん中下にあるのが。ダクトです。メトロゴンでは、底板についています。ウーハー取付箇所には、30㌢用の

アダプターを付けています。

現在、メトロゴン レプリカを販売中です。丁寧に製作したものです。細部をご覧下さい。

 

米松合版 バッフルにH5040 ホーンレプリカ を取り付けたところです。

H5040 ホーンを米松合版 バッフルに取り付けたところです。

内側も丁寧に補強等しています。

 

10月に入り次のメトロゴン レプリカが出来ましたので販売いたします。

今回の製造分は、ゼブラウッドのストライプとケヤキの木目の美しいレプリカです。

今回は、入手困難な中音ホーン(H5040)のレプリカも同時販売出来ますのでご検討下さい。

キャビネット価格258,000円 (税込)+中音ホーン(H5040)42,000円で合計300,000円(税込)です。

中音ホーンも付属して、片チャンネル当たり150,000円ですので大変お買い得になっています。

どうぞご検討下さい。

 

メトロゴン レプリカ の各部分の木目等をご覧ください。オイル仕上げで、ナチュラルカラーです。