2016年2月

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また本日から、製作再開しました。

この時期、決算等で製作が進まない期間が2週間くらい続きましたが、今日でそれも終わりスッキリした気持ちで再開しました。

今回のパラゴンは、メトロゴンの仕上げとは異なる塗装仕上げを目標にしています。

下塗りが完了したので、上塗りに向けて下地調整を行いました。

地味な作業ですので写真はありませんが、明日からいよい よ仕上げ塗装です。

レプリカ製作も終盤です。

これまでで製作過程で苦労もしましたが、最終的にうまく出来たところを見て頂きたいです。

パラゴンは、特徴的な形状の箇所の出来栄えは、前から見ればすぐわかるのですが、

私は、下の写真の部分が上手に出来れば、全体にも丁寧に製作されていると推測できと思います。

 

この部分は、パラゴンの特長的な部分ですから、表から見れば仕上がりの程度がすぐわかりますね。

ただし、まだ塗装が完了していませんので、べニア表面が滑らかではありません。

ここで見て頂きたいのは、右のアウターホーンと左の垂直のパーツの接合です。このようにピッタリと接合しないと

いけないのです。 まず左側のボックスです。

次に右側のボックスです。

これは、さらに内側からアウターホーンと垂直パーツの接合箇所です。ピッタリ合っています。

同じところの上部です。 375ドライバー用の開口が見えます。ここもピッタリに製作しています。

 

 

 

 

少し出っ張ったべニアなどをバイオリンメーカープレーンでトリムしました。

レプリカ3セット 左右で6台しましたので丸一日かかりました。

足や金属パーツ取付けが残っていますが、明日から塗装に進みます。

 

べニア面には、表面保護目的で下塗りを施しています。従って表面が綺麗ではありません。

パラゴンの特長的なフロントも思うように仕上がっています。さらにパラゴンが引き立つ塗装を考えています。

本日 ラストピース(本体の最後の取付け部品)を接着剤で取り付けました。

残る作業は、細部の補正と塗装です。

 

細部の補正が残っていますので、横倒ししています。

小さく見えますが、組立台は、横幅が、272センチある巨大なものです。

左の低音ホーンの出口を上から見たところです。角など隙間なく仕上がっています。ここが決まらないと

全体的に価値が下がるので、時間をかけて慎重に作業しました。

右側の低音ホーン出口を下から見たところです。

今回使用したべニアは、ストライプ柄ですので、木目がはっきりしています。

なるべく木目が自然に流れるようにべニアの板取を行いましたが、一部、木目が流れず、不突合な箇所が出来ました。

天板と側板は、同じべニアから木取しなければいけませんが、長さ380センチ以上のべニアは入手できませんでした。

従って天板中央部の分割部分は、木目の連続性が維持できませんでした。

細部のトリミングが残っていますが、ほぼべニア貼が完了しました。

 

フロント上部です。左の方は4つ折して貼っています。木目が流れています。右は、木目が不連続です。

 

下から見上げています。底辺にもべニア貼っています。

このように木口にもパラゴンは、確りべニアを貼っています。