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今日もフロントレッグの切り出しを行いました。
木の材質が密で 切り出しは困難でした。
鋸が悲鳴を上げるほど切断に抵抗がありました。
予備も含めて7個製作しています。
面白い木目のミズナラです。 茶色の部分が芯材で、白い部分が辺材です。
境界がはっきりしています。 もちろん丸く削りますので、殆どが芯材になります。
今日は、パラゴンの前足の粗削りを行いました。
メトロゴンとパラゴンを製作してみて、色々な木工の技能が身につきました。
熟練したとは言えませんが、一通りの技能は経験できました。
無垢の木材の加工、合板等の加工、突板貼、木材曲面加工、ウッドレース、ウッドカービング、塗装仕上げ、オイル仕上げ、
その他非常によい経験をさせてもらっています。
本日 H5038 ホーンが、鋳物屋さんから入荷しました。
待ちに待ったホーンの入荷でした。
箱から取り出すと 手にずっしりでした。
材質が違うのかもしれませんが、オリジナルよりかなり重いのが特徴です。
これから時間をかけて削りますので少しは軽くなると思います。
前回、メトロゴンのH5040 ホーンは、AC4というアルミ鋳造材料でしたが、今回のパラゴンのH5038ホーンは、AC5というアルミ鋳造材料で製作して頂きました。
重量は、1個当たり4キロありまして、より重い素材ですので、音質的に良い影響があるのではないかと思っています。
一番右の少し黒いホーンはひな形です。
材料のカットを始めた時から約11か月費やして本体部分が完成いたしました
。こんなに時間が掛かったのは、乗り越えなければいけない難関な作業があったからです。
JBLの設計図は、殆ど正確でその通り作ればよいのですが、加工の難しい箇所があります。
そこは、時間をかけて最良の方法で製作したつもりです。
残っている作業は、前足の製作と金属部品の取付けです。
何とか5月の連休前には、音出しをしたいものです。
今日は、天気がよくて塗装日和でした。
内部を艶消し黒でペイントいたしました。
パラゴンらしくなってきました。
塗装仕上げに時間が掛かっています。
何度も塗装を繰り返しているからです。いい感じになってきました。
内部を艶消し黒で塗装すれば箱の完成に近づきます。
JBL LE8T 用 新ボイスコイル 入荷しました。
沢山のお客様からご注文を頂いている ボイスコルがやっと入荷です。
以前のモデルよりコイル巻き幅を狭くして軽量化しています。 パーツナンバー;#1305-8AL MKⅡ
順次、お待たせしているお客様には、ご連絡をさしげます。
日本のオーディオ愛好家で,この三菱ダイヤトーン P610 スピーカーを知らない人はいないと思われるほど超有名です。
この三菱ダイヤトーン P610の補修パーツを当社で販売しています。
お手持ちの P610を蘇らせては如何でしょうか。
まず、コーン紙ですが、三菱P610専用パーツではなく、本来はギターアンプ用ですが、P610フレームに適合します。P601と記載がありますが正しくはP610です。ご注意下さい。
このガスケットもP610フレームに適合します。少々小さめで薄いので複数購入されて重ねてご使用下さい。
本来のフェルト?エッジとは違うウレタンエッジですが、P610に適合します。
試験的に右側ボックスの側板の塗装仕上げを行いました。
塗装は、細心の注意を持ってしても思うように仕上がりませんが、何とか艶有で仕上げられる自信が出来ました。
写真の方向が悪く申しわけありません。 庭の様子がピンボケですが映り込んでいます。
天井の蛍光灯も映っています。
ここ数日本体の上塗り等を行っています。
全く地味な作業の連続で、外観の変化も無しです。
あと1週間くらいで、本体の製作は、完了する予定です。
そのあとは、最後の難関の前足です。
既に、木材は入手して乾燥保管しています。本体と同じペンキ仕上げします。
一番難しいのは、形状ではないでしょうか。
JBLの設計図によれば、この足は、主に直線で形成されています。
丸みはあるのですが、直線の形状の組み合わせで型造られています。
前足の見本です。 パソコンの調子が悪く写真が横向きです。
この見本は、ウォルナット材のようです。
細部が非常に参考になります。
時間がかかっても、最終的にこの形状に仕上げれば良いのですから、これを見ていると安心します。
標題のパラゴン レプリカ エンクロージャーのモデルナンバーをDD44000 から C44-100に変更いたしました。
DD44000というのは、装着するユニットやネットワークを含めたシステムの名称です。
従って 当方のは、エンクロージャーの製作ですから、1958年のJBL パラゴン 設計図の型番 C44-100 に今後 変更いたします。
因みに、その設計図には、C44-100 インテグレーテッド ステレオフォニック エンクロージャー コンプリート(一体型 ステレオ型 完結 エンクロージャー) と表示されています。
製作作業は、地味にサンドペーパーをかけたり、ペンキを塗布したりしています。特に外観に変化はありません。
そろそろ金属パーツも届きはじめています。
375ドライバー用の ボルトやナットを入手しました。
写真の向きが悪く申しわけありません。 375ドライバーをガッチリと挟むように設置します。赤い木片はドライバーとホーンの
実物大模型です。