2018年9月

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今日は、アウターホーンのアッセンブリーを組立ました。

制作したアウターホーンは、丁度 パワーショベルのバケットの形状に類似しています。

アウターホーンは、文字通りホーンの役割とドライバーとツィーターを支持する役割の開口が有ります。

 

 

アウターホーンを暫定的に取付てみました。 ドライバーとツィーターを支持する役割の開口の位置は、正確に開けないと

前脚を含めて良いバランスになりません。

使用材料は、19㍉厚マリン米松合板です。

このように見るとパラゴンは、2重構造であることが良くわかります。この上に19㍉厚マリン米松合板の天板がのります。

 

 

今日は、低音ホーンのスロート部分を組み立てました。

ホーンの入口ですから、先に行くほど広がる設計です。

パーツが設計図通りにカットされていれば組立は、難しくありません。

 

右ボックスです。ホーンのスロート部分は絞っています。19㍉厚マリン米松合板を使用しています。

 

木ネジと接着剤で強固に取付ています。

左右ボックスを横倒ししました。

左右ボックスの底板です。木ネジをランダムに打ち込んでいるように見えますが、設計図で位置が決まっています。

左右ボックスの間に、幅38㍉の空気層が有ります。

底板の縁の拡大写真です。設計が丁寧で、高さ8㍉グルーブロックが下にみえます。

こちらは、パーチクルボード仕様です。同時に組立しています。

 順調に組立を行っています。 

 

 3台のパラゴンレプリカを同時に製作しています。つまり左右の箱計6個を配置していますので

約50平米の作業場も少し手狭に感じます。

 

 複雑な構造のパラゴンですが、JBL のオリジナルの設計図には、組立順序が記載されていません。

私も、どこから始めるかは、決めていないのですが、この工程を行うと後の工程が出来ないことも多々あるので、それに注意して

組立しています。 

 

  底板の上に側板を垂直に設置して、低音ホーンのスロート部分をこれから組み立てようとしてます。同時にフロントのエプロン

部分もパーツを設置しようとしています。バッフル板は、サブ天板を支持している目的で設置していますが、正しい位置では

ありません。

19㍉厚マリン米松合板は、ささくれ易いこと以外は、作業性が非常に良いです。カット面が滑らかで、そのおかげで

接着性が良く強固に組立出来ます。

 

こちらは、パーチクルボード製です。同じ進捗状況です。

 

 

今回で第4製造ロットになります。第4ロットで使用するすべてのパーツを揃えてから組立に入りました。

 

3台分のパラゴンレプリカのパーツを集めてみました。 大きなパーツである天板・底板・リフレクター板は、別のところに

置いています。前脚や金属部品は、一部未調達です。

組立の1丁目1番地は底板からです。

爪付きTナットに後脚を取り付けてみたところです。

側板を取り付けました。

側板を接着剤と木ネジで取り付けました。やはり組立作業は、カタチとなっていくのでたいへん楽しい作業です。

 本日午前中で、すべてのパーツの穿孔作業が終わりました。

パーツの穴開けだけで1週間も費やしました。

来る日も来る日も、ドリルプレスでパーツに穿孔していました。

単調で、退屈な作業でしたが、最後はバッフル板で完了しました。

午後からは、非常に楽しみな組立作業に取り掛かります。

 

19ミリ厚のマリン米松合板製バッフル板です。爪付きTナットを取り付けて適合するか確かめました。

このように4ヶ所ボルト締めです。 D130改め150-4Cもどきを取り付けてみました。

バッフル開口部分です。 開口部分の角がウレタンエッジに干渉するような事象があると聞いたことがあります。(JBL LE15等の場合)

これは、クロスエッジですのでその心配はありません。

爪付きTナットです。JBL 純正と同じくインチネジを使用しています。

D130改め150-4Cもどきをバッフル板に取り付けたところです。ガスケットを使用してフレームをかさ上げして奥行の

長いコーン紙を使用しています。

19ミリ厚のマリン米松合板製バッフル板の7層になった断面もご覧ください。

パーチクルボードのバッフル板も同時に製作しています。

 

 

製作するのにかなり難関なパーツをカットして、ほぼカット作業は終わりました。

明日からひたすら各種穿孔作業に入ります。

昨日,今日と2日も費やしてカットしたパーツは、スロートアングルパネルです。

このパーツは、パラゴンの中でも、カットが最難関なものです。

ウーハーのホーンロードのほんの入り口のパーツです。

5角形の形状でカットが難しくないように見えますが、すべての辺が傾斜カットなので、

精度を出すのに苦労します。危険スレスレのカットも行うので、キックバック等の少々恐怖も経験しました。

更に難しくしているのは、右用と左用のパーツを対称になるように製作せねばならないことです。

左右6度づつ傾斜カットしています。1台当たり4枚使用します。

 

 

 

075用のC41 アンジェラス ボックスをパラゴンレプリカ制作の合間に作っています。

小さな箱ですので、割合簡単に製作できます。

ただし、フロントバッフルが特殊な形状です。

075を実装した場合と裸で鳴らした場合とは、バッフル板効果で音が異なるのではないかと思います。

 

ウォルナット突板を裏面を除く5面に貼りました。 フラッシュに反応して写真が暗くなっています。

木目は、側板→天板→側板は連続しています。

まだ、下塗りの段階で、今後アルミレッグを取り付けます。

このアングルでフロントバッフルの形状がよく分かります。