2019年4月

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先日削った前脚のパーツを本日は更に精密に削り、左右対称の形状になるようにしました。

この作業は、例えば、右側に肉付きが良い部分があればその部分削り落して、左右のバランスを整えます。

仮に削り過ぎれば、反対側を削ってバランスを整えることも行います。

このような作業を経て、前後左右から見てバランスの良いフロントレッグになります。

上部は、はじめてペンキを塗ったのでまだ肌が荒れています。

下部は、センターでウォルナット材を接合しています。

 

 

 

 

 

コンデンサーも購入してかなりの量になりました。

このパーツも、信頼性と定評のあるものを選びました。

この中には、管球アンプ用とネットワーク用が混在しています。

カップリングコンデンサーとして購入したヴィタミンQです。 有名なハーメチックタイプのコンデンサーです。

ネットワーク用のミュージキャップです。すで大きい容量のコンデンサーは、ネットワークに取付て聴いています。

このコンデンサーは、容量の割りに大型です。国内ではあまり販売されていません。

メプコエレクトラ社製です。 

スプラグ社製です。

スプラグの背の高い電解コンデンサーです。アンプの外側に立てようと思います。

現在 本体の塗装を行っています。 

塗装を行う時期は、湿度に敏感になります。

ピーカンの青空にも二つの場合があります。 それは湿度の違いです。 ハッキリと違います。

太平洋高気圧によるピーカンは、湿度が70~80%です。この場合はあまり塗装に向きません。

一方大陸性の高気圧による場合は、湿度が30~50%で、塗装に最適です。

 湿度を日々気にしているとこの違いが、肌でハッキリわかるようになりました。

 

内部は、既に艶消し黒に塗装済みなので、養生しています。

 

天板です。何度も研磨して、平面を出しました。

フロントの底板です。こちらも何度も研磨して平面を出しました。

リフレクター板も塗装しました。

安定が非常に悪いのですが、本体を直立させて、塗装作業を行います。

片方の箱当たり高さが134センチあります。この状態で約1週間作業します

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これまで、ご紹介したことがありませんが、販売している商品は、2週間に一度定期的にアメリカから入荷しています。

国際宅急便でアメリカから3~4日で入荷しています。 これの素早さは、特筆ものです。

1万キロ以上離れたアメリカから来ている貨物なので国内郵便よりはかなり素早いです。

速い理由は、やはり貨物が停止せずに顧客に刻一刻と近づいていることだと思います。

貨物が止まっている時間は、仕訳・通関・時間待ちだけで、それを極力少なくしているのでしょう。

アバウトな計算ですが、アメリカ→日本の距離が10,000キロ 4日(96時間)で到着するとすると

平均時速約100キロで昼夜問わず顧客に荷物が進んでいることになります。

貨物は、テネシー州メンフィス→アラスカ州アンカレッジ→関空→国内宅急便の経路で運ばれています。

この経路は、人を運ぶ航空便とは全く異なる、貨物専用の経路です。

この素早さは、トム・ハンクスの映画「キャストアウェイ」に描かれている通りです。

 

ボイスコイル・ガスケット・エッジ・ダイアフラム等が入荷しました。 ボイスコイルは、巻幅が広い#1860-8と

巻幅が狭い#1810-8等です。主にリコーンキットで販売しています。

右上は、JBL 2235用コーン紙です。 このコーン紙は、2231やLE15用のリコーンキットに使用されます。

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前脚の削りを行っています。

3台分まとめて削っていますが、削り落とすウォルナット材の量が多いので、手が痛くなりました。

パラゴンレプリカを制作することは、各種技術の総合活用することになります。

合板の加工、塗装、突板貼り、金属加工、無垢材の削り等です。

どの技術も劣っていては、パラゴンは出来ないので日々、新しい道具や材料を追い求めて研鑽しています。

 

6本の前脚下部です。材料調達の関係で、一部ウォルナット材を貼り付けています。オリジナルも同様です。

このウォルナット材は、オレゴン州ポートランドの木材屋で購入したものです。

同時に、本体に塗装しています。まだ下塗りですがキレイな木目が出ています。

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JBL 130系用の軽量ボイスコイルは、4Ω・8Ω・16Ωの種類があります。

お客様からのご注文の大半が8Ωで、その次に16Ωです。

 

4Ω仕様は、比較的需要が少ないですが、在庫しています。

 DCRは、やはり低くて3.1Ωです。

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真空管ソケットは、種類が豊富で安価で比較的に入手し易いと思います。

管球アンプでは、真空管を保持接続する重要なパーツです。

高温に常時晒されて、真空管のプロングを確りと銜えてしかも外れなくてはいけません。

接触不良は、真空管の損傷に結び付き、アンプの寿命にも影響するとおもいます。

従って、信頼性重視で古くからウエスタン機器に使用されてきたものを選択することになります。

 

 まず アンフェノール製4ピンです。 軍用部品で防湿用の袋に入っています。 1個のみ開封しました。

75年12月と表示があります。 マイカフィルドフェノリックの茶色が良いですね。

EBY製8ピンオクタルソケットです。これも見るからに信頼のパーツです。べリリウムカッパーのコンタクトを持つ優れ物です。

アンフェノール6ピンです。 これもマイカフィルドフェノリック製です。 WE310A・6C6用です。

アンフェノール 4ピン 送信管用です。 ステアタイト(セラミック)製です。 耐熱性に優れています。

電極の形状は、真空管のプロングを包み込むようになっています。

一回り大きなソケットです。

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ここ数日天候が良かったので、内部を艶消し黒塗装しました。

黒塗装すると、よりパラゴンらしくなり風格が増します。

レプリカ3台分をスプレー塗装しました。

アウターホーンの内側は、丁寧に塗装しました。 ここは前から見える部分ですので、何度もペーパーをかけています。

アウターホーンの内側は、滑らかに仕上がっています。

アウターホーンの内側です。 左に塗装ムラがあります。あとで修正します。

リフレクター板・裏蓋も同じく艶消し黒塗装しました。

裏蓋です。手前は、米松合板仕様です。厚さ32ミリです。少し塗り漏れがありますね。 奥は、パーチクルボード仕様です。

075のハウジングパーツです。米松材製です。

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今日は、ブルガリアの首都 ソフィアのお客様のもとに JBL LE14用 リコーンキットを EMS(速達郵便小包)で出荷しました。

このキットは、コーン紙の表裏にホワイトコーティングを施していてユニークです。

ホワイトコーティングで振動系を重くしているのに加えてボイスコイルも重量級です。

振動系を重くして低域のレンジを伸ばしています。

更に14インチという口径が珍しいのです。 

15インチ口径は一般的ですが、14インチ口径は、このJBL LE14系(1400Nd等の派生モデル含む)のみだと思います。

 

梱包したLE14用キット 中央にホワイトコーン紙が見えます。

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プラグ/コネクター関係は、RCAピンではなく、XLRプラグを管球アンプには、使用します。

RCAピンプラグは安価なものから超高級なものまで普及していますが、構造上抜けやすくて

ツイーターを飛ばす事故が起きそうで使用したくありません。

だから信頼性のあるXLRプラグ/コネクターを使用するのです。

 

スイッチクラフト社製のXLRプラグ/コネクターです。 アメリカで購入しましたが、安価で普及品です。

アンプ側もコネクターが、丸型にしたいので、スイッチクラフトを選びました。シルバーの堅牢な造りも気に入りました。

左は、定評のあるノイトリック社製です。明らかにスイッチクラフトの方が、ハウジングが肉厚です。そうは言っても、同じXRTですから、お互いの接続等に問題ありません。

プラグ側ですが、このシルバーの堅牢なデザインが、好きです。

4角のコネクターも販売されていますが、丸型に拘り、スイッチクラフトを選びました。肉厚なガッチリした、まさに業務用機器

用です。

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☆ 令和 ☆ 新元号制定 おめでとうございます。日本らしくて良いと思います。

 

☆☆真空管アンプパーツ あれこれ☆☆ は、2回目になります。

管球アンプの制作を目指して、集めている私の好きなパーツの紹介です。

今回は、音の出口のターミナル ブロックです。

数あるターミナルですが、絶縁性が極めて優れ、スクリュウーの材質・強度も優れた

シンチ バリアーターミナル ブロックを紹介いたします。

シンチのターミナルは、概して安価ですが、マッキントッシュ・マランツが、製品に長年にわたって使用してきたことから

わかるように信頼性の高いパーツです。

デザインもコンパクトに纏まり管球アンプのパーツとしては最適です。

シンチブランドが有名ですが、クルカも優秀です。 

 

シンチ バリアーターミナルは、定格と局数で、バリエーションが豊富です。

左は、#140 シリーズ 250V 15Amps です。 右は、#141 シリーズ 250V 20Amps です。

左は、#142 シリーズ 250V 30Amps です。 右は、#150 シリーズ 250V 40Amps です。

2種類のタイプがあります。 YタイプとYが付かないタイプです。 Y タイプは、アンプ向きで、内部で結線できるように

裏側のパーツが伸びています。 右がYタイプです。

これがアンプに使用する#4-150-Yです。 シングルアンプには、大きすぎるターミナルと思われるかもしれませんが、

余裕で太いケーブルも結線できます。 パーツの半田の濡れも良好です。 各ターミナルが、高い壁で仕切られています。

ショートなどの事故で機器を痛める可能性が低くなります。

下は、比較用の#140シリーズです。

こちらは、番外編です。今となっては、非常に希少なEBY社製のスピーカーターミナルです。かつてウエスタンエレクトリック・

アルテック・JBLのスピーカーに使用されていました。真鍮製でニッケルメッキです。万力方式で太いケーブルをガッチリくわえます。

スプリングで押さえる方式よりも更に信頼があります。形状や仕様で多数バリエーションがありました。

シンチ バリアーターミナルブロックは、弊社でも販売しています。 ご覧ください。

http://www.hobbies-n-things.com/product-list/14

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