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納品を数日後に控えて、最後の仕上げを行っています。
今日は、フロントレッグのスプレー塗装を行いました。
塗料の粒子が小さいと仕上がりが良いです。
日によって気温や湿度で仕上がりが違うので、この作業は奥がとても深いです。
基材はウォルナット材で、色はマホガニーブラウン 半艶です。 塗装の粒子をご覧ください。
★ノースウエスト トレーディングのスピーカーパーツをよろしくお願い致します。
7月24日(水)に待望の梅雨明けしました。それからあまり天気は良くなかったのですが、今日は朝から晴天です。
朝から蒸し暑いですが、スプレー塗装出来る環境になってきました。
来週末頃に出荷するレプリカの最終の塗装を行っています。
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納品が近いパラゴンレプリカの最終調整の写真です。
フロントレッグの上と下を繋ぐ黒リングをゴールドにアレンジしてみました。
なお塗装の欠点がありますが、今後修正します。
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注文しておいた ツゲ電機 テクトロン トランス が届きました。
以前から欲しかった完全オーダーメードの300Bシングルアンプ用のトランスです。
管球アンプは、良い音質から人気があるのですが、トランスメーカーは、採算が合わないのか撤退が相次いでいます。
タムラ・タンゴ・ノグチの主要メーカーも撤退や縮小しています。 かつてはラックスも撤退しました。
欲しい時に、本当に欲しいものが入手できなくなることが予想されるので、
思い切って私の夢を実現するトランスを、ツゲ電機様に製作してもらったのです。
大袈裟ですが、本当に夢の第一歩が叶ってたいへんうれしいです。
今回のオーダー品は、出力トランス 2個、パワートランス 2個、チョークトランス 2個です。
厳重な梱包を解いて確認したところ、どれも丁寧で精巧な造りであることが分かりました。
ツゲ電機様は、あまり広告宣伝しないメーカーですので、製品情報があまりありません。
今後数回に分けてこの素晴らしいトランスメーカーとそのトランスを紹介いたします。
とタンスは重いので、破損が心配でしたが厳重な梱包で全く問題ありませんでした。
シルバーのハンマートーン塗装にしました。塗装補表面は美しく強靭です。
パワートランスです。 300Bシングル用の端子配置です。 型番は、 Tー600ー350C/0.1 です。
T-600はトランスケースの大きさです。350は、コアボリュームの大きさらしいです。 Cは、コア材料のオリエント HI-B(ハイ ビー)
です。0.1は、コア材の厚さです。 厚さ0.1㎜(100ミクロン)の薄いコア材です。
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梅雨期も後半です。塗装作業したいのですが、今日も雨で出来る作業は限られています。
ツィーター用のハウジング取り付けました。
19ミリ厚の米松合板や無垢材で制作していますので、強固です。
4本の木ネジで固定しています。
バッフルには075用の取付ネジ穴を付けました。
サランネット付です。視覚的にアルミ色の075があまり主張しないようにしています。
375用クランプが見えます。フェルトを貼っています。
19㎜厚マリン米松合板の接合部には、木ネジとグルーブロックによる補強を行っています。
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納品に向けて作業を進めています。
連結用のウェッジクランプです。前に3個、後に3個 計6個で確り連結します。 この金具で左右の箱が一体化します。
中央の木目は、連続していませんが、ミラーイメージで、左右ほぼ対称です。
連結用ダボは、上に4個、前に3個 計7個出連結します。ダボの長さは2㎝で、確り連結します。
ホーンの結晶塗装も行いました。約200度の窯に入れて焼付塗装しました。
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梅雨最盛期で塗装ができませんので、左右のフロントレッグを取り付けてみました。
3次元の空間感覚で、特にフロントレッグ上部の位置決めを行いました。
ここがパラゴンの肝ですので、1日かけて慎重に行いました。
このダミードライバーが無いと、フロントレッグの位置決めは出来ません。 ドライバーはダミーで、TAD 4001と同じサイズです。
ホーンは、左右形状が異なります。 写真は右用ホーンです。 ホーンの結晶塗装をこれから行います。
右ボックスです。仕上げ前ですので、塗装の粗がありますのでご留意ください。
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パラゴンレプリカは、たいへん好評でこれ以上ご予約を受けられない状況になりました。
既にご予約して頂ているお客様には、たいへんお待たせしていますが、
制作を効率化して今後なるべく早い時期に納品したいと思っています。
ご予約の受付を当分の間停止いたします。今回は、なぜ停止するのかその理由を説明いたします。
工房の広さから、生産能力は、3台です。つまり3台のパラゴンレプリカを同時に同じ進捗で製作できます。
従って、3台分の制作を1製造ロットとしています。
既に9台分の材料カット済みですので、9台目までは、1年数か月以内に納品可能です。
しかしその後の10台目以降は製作予定がありません。と申しますのは、材料の調達が安定しないためです。
パラゴンは、特殊な金属パーツが多くて、その調達に苦労しています。
例えば、ホーンの製作は外注先にお願いしていますが、今後安定して調達できるとも限りません。
また、10台目以降は製作するとしても、材料カットに時間がかかりますので、恐らく10台目の納品は、2年後になると思われます。
更に個人的には、新たにハーツフィ-ルド レプリカ(初期型)の制作に挑戦したい意向もあります。
こういう 諸般の事情があり、パラゴンレプリカ製作 ご予約の受付を停止したのです。
ご検討中のお客様には、ご迷惑をおかけいたします。よろしくお願い申し上げます。