2020年1月

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なかなか進まないアンプ製作です。

シャーシが出来上がってきましたので、ネジを購入しました。

ネジの購入など話題にならないのですが 敢えてアップいたしました。

必要なネジのサイズが前もってわかっていたのですが、シルバーハンマートーンの塗装の厚さが分からなかったので購入を

念のために保留していたのです。 

塗装済みシャーシの穴を測ってみると塗装被膜は厚いものではなく、特にネジサイズを変更することもなく 注文したのです。

アンプの製作記事を見るとネジについては、あまりクローズアップされていませんが、

数種類のサイズのボルト・ワッシャー・ナットを揃えるとそれなりの金額になります。

また小さいネジは専用工具が必要になります。

 

小さい デール メタルクラッド抵抗 5W 100Ω です。 このパーツは2㍉のボルトナットでサブシャーシに取付けます。

2㍉ネジはかなり小さいです。 適正な道具が無いと作業できないので、精密ドライバーとナットドライバーを購入予定です。

真空管周りにこのメタルクラッド抵抗 5W 100Ωを多用するので、作業が細かくなります。

2㍉ボルトとナットを取り付けてみました。やはりかなり小さいです。ナットの緩み留めも必要になるでしょう。

ネジ類の購入で数千円の出費になりました。

今日は、狭い部分の突板貼りいたしました。まだ貼っていない部分は、天板の軒の部分のみになりました。

 

未塗装です。 隙間なく突板が貼られています。アウターホーンは、正確に配置されています。

暗い写真ですが、軒の部分を明日貼ります。

リフレクター板は、突板貼り完了です。

小さい面の突板貼りは、あまり難しくありません。


★ノースウエスト トレーディングのスピーカーパーツをよろしくお願い致します。

300Bシングルアンプ用の特注シャーシの塗装が完了して納品されました。

 素晴らしいシルバーハンマートーンで仕上っています。

長野県東御市のエヌテクノロジー 中山様にお願いして正解でした。 

アンプシャーシ製作の専門業者ですので丁寧でスマートな仕上がりです。

希望通りの材料を使用して、しかも丁寧な仕上がりですのでリーズナブルなのです。

本来ならば、明日から配線出来るのですが、まずレタリングシートで文字入れして、パーツ装着用の

ネジを購入してから始められます。

 

色は、テクトロントランス(ツゲ電機)の色に合わせてシルバーハンマートーンにしました。精悍なシルバーが好きです。

300Bと5U4Gの周りに放熱穴を設けました。

裏蓋は、落し込み構造です。 丁寧に塗装されています。

トランスの取付ネジの一つはアースのため無塗装箇所があります。

先日、近隣のお客様にダイヤフラム等のパーツの納品に伺いました。 

こちらのお客様には2014年末にメトロゴンレプリカを納品させて頂いています。

2014年の納品以降、メトロゴンはリビングルームの真ん中に置いて頂き、メインスピーカーとしてご使用して頂いています。 

製作者としては、引き続きご愛聴して頂いていますので、たいへんありがたいお客様です。

845(211)セトロンシングルアンプで、オスカーピーターソンの45回転LPレコードを聴かせて頂きました。

日頃ネットプレーヤーで聴いているので、管球アンプで鳴らすレコードの音の良さに感激しました。

楽器の一つ一つが非常にクリアーな音質で、ジャズを聴かせて頂きました。

時間も忘れて長時間お邪魔いたしました。

 

 すべての写真は、2014年12月当時のものです。メトロゴンの上には、自作のネットワークを置かれています。

左右には、JBL モニターを置かれています。

このメトロゴンレプリカは、エボニー突板仕上げです。 日当たりの良い場所に置かれていますが、

色褪せや突板の剥がれは全くありませんので安心いたしました。 お客様の日々のメンテナンスが良いのだと思います。

ルーバーや脚は、ケヤキの無垢材で制作しています。 これも全く問題ありませんでした。

ルーバーを外したところです。サランネットは、フェンダーギターアンプの補修パーツ

として販売されていたものを使用いたしました。 ルーバーは、フェルトを巻いて穴に差し込みます。

欅の良い木目が出ています。 パラゴンとは違った魅力あるメトロゴンです。

 

今日は、広い面の突板を貼りました。

 私は、突板貼りの専門業者ではありませんが、奥の深い技術の作業だと思っています。

広い面に突板を貼る作業は、パラゴンの各種の作業の内でも本当に難しい作業の一つと思います。 

突板は紙のような材質で単純に板に貼れば良いと思われるかもしれませんが、接着不良が多いです。

狭い面の突板貼りは、割合簡単で失敗はありません。しかし、広い面の突板貼りは、かなり難しいです。

接着剤の水分を含むと皺が出来て、しかも木目があるので部分的に歪みが出来るので難しいのです。 

今日は、左右本体の天板・側板・リフレクター板の合計五面を貼りました。

 

色は、マホガニーブラウンです。側板の木目は、天板から、連続しています。

天板の木目は、左右がミラーイメージです。(左右対称)

リフレクター板です。幅が180㎝あるので貼りが難しいです。

  以前にオーダーしていた特注シャーシが、年末に出来上がり、手元に届きました。

素晴らしく出来が良いシャーシができたので報告いたします。

まず、製作依頼したのは、長野県東御市のエヌテクノロジー( 中山様)です。

http://www.ntcn.jp/

アンプシャーシを手掛ける業者は多いのですが、エヌテクノロジーさんは、アンプシャーシ専門の制作業者ということでお願いしたしました。

はじめての製作依頼ですから、中山社長に数回電話して相談して納得してオーダーいたしました。

中山社長は、お忙しいにも関わらず、 真摯に対応して頂きました。

製作に図面は必要ですが、各パーツの寸法を正確に測って、方眼紙に手書きで図面を記載しました。

 

以下この特注シャーシの特長を箇条書きいたします。

1 正確な穴開け・・・・ 最小0.5㎜単位で穴開けやカットをお願いたしました。 レーザー加工のようですからキレイに仕上がるのは当

然かもしれませんが、正確にカットされていました。 

 

2 落し込み加工・・・・底板は、正面から見えません。通常では、前から見ると底板の辺が見えますが、落し込み加工の場合底板が見

えない のですっきりした外観になります。すっきりした外観だけではありません。 剛性が格段にアップしています。

底板にL字型の鋼材を溶接しているからです。

 

3 丁寧な溶接・・・・一般機器とは違う趣味性の高いオーディオ機器です。従って精緻で丁寧な溶接作業が要求されます。

特に四方の角は、 見えない下の部分も丁寧に溶接して研磨されています。

 

4 裏板の丁寧な仕上げ・・・・裏板の部分は実際のところ見えない部分ですが仕事が丁寧です。

 放熱穴・底板取付ネジのザグリ等です。

 

5 見積もりは、塗装仕上げ・脚等を含めて行ってくれますので、仕上げと精巧さを考慮してもリーズナブルと思います。 

これは特注シャーシですが、一般販売のリーズナブルなシャーシもあるようです。

 

これから、管球アンプ等を自作される方に参考になればとレポートいたしました。

 なお、無塗装状態ですので、エヌテクノロジーさんに送り返して、トランスケースと同じシルバーハンマートーンに塗装して

頂く予定です。 出来上がりが楽しみです。

 

 300B シングルアンプ モノブロックのシャーシですので、回路は複雑ではありません。 従ってシャーシ穴開け箇所は多くありません。

裏蓋です。落し込み構造です。放熱穴のデザインも良いです。

 放熱穴も正確にカットされています。

C-Hのトグルスィッチを取り付けてみました。 上の小さな穴は、回転防止の爪が入る穴です。

PEC のボリュームです。横の小さな穴は、回転防止の爪が入る穴です。

アンフェノール真空管ソケットの穴と放熱穴の拡大です。丁寧な仕事です。

フルテックのAC インレットの穴です。 角のアールも指示通りです。

裏蓋の落し込み構造です。裏蓋の受け材を溶接しています。ここも非常に丁寧な作業です。

角の溶接も精巧です。

裏蓋を取り付けたところです。裏蓋が落し込まれています。 ザグリ加工も施され小さい3㎜ビスで取り付けるようになっています。

特注シャーシはこんな感じになります。

 

2020年 謹賀新年 皆様のご多幸をお祈り申し上げます。もうすでに5日ですが、パラゴンレプリカの進捗が遅れていますので元日から気合を入れて制作しています。

今年の正月は、たいへん良いお天気で素晴らしい幕開けでした。

元旦早朝に、近所の山神社と宇佐神宮に参拝いたしました。

宇佐神社では、御祓いをして頂き、お神酒もいただきました。

2~3日は、箱根駅伝を見ました。(作業しながら殆どラジオを聴いていました。)

箱根駅伝は、母校が上位常連校ですので10年以上前から見るようになりました。

今年は、母校が新記録で総合優勝したので、良かったです。

 今年は、更にパーツの種類を増やして、お客様のニーズに応えたいと思います。

また、お急ぎのお客様には、迅速な発送にも努めます。

 パラゴンレプリカの製作を効率化して、お待ちのお客様に少しでも早くお届けできるように努めたいです。

また300Bシングルアンプの制作も春までには完成させたいです。今年もよろしくお願い申し上げます。