2021年2月

3

今月中旬にアメリカ南部を襲った寒波の影響でいまだに流通が機能していません。

利用しているFedExのハブ空港(メンフィス国際空港)は、断水で閉鎖(全便欠航)されていました。現在は回復しています。

このハブ空港が機能不全になると、影響のない都市の貨物も滞留します。まさにこの状況が起こっているのです。

約10年以上前からFedExを利用していますが、今回の貨物の遅れは初めてです。

通常で、北米から最短で3日で入荷しますが、今回の仕入れは、3週間くらい掛かるようです。

今回の一件で、FedExもハブ&スポークのシステムの弱点が露呈したので今後見直すでしょう。

余談ですが、トム ハンクス主演の映画”キャスト アウェイ”にFedExのハブ&スポークのシステムが描かれています。

お取り寄せ品や、入荷待ちのお客様には、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、もうしばらく入荷までお待ちください。

6A3シングルアンプのパーツ集めを行っています。 

幸運にも6A3 ボックスプレートを入手できました。 

レイセオンの薄い2枚プレート・ フィルコのH型プレートを持っていますので、是非ともこのボックスプレートは欲しかったのです。

 

レイセオンのボックスプレートです。 2A3のボックスプレートは、高額ですが、この6A3の場合は、一桁価格がお安いです。

このレイセオン 6A3は、残念ながら4ピラー構造ではありません。4ピラーのものもあるようです。

製造された時期は、違うようで、黄色プリントと刻印タイプです。 デートコードは、黄色プリントがC0です。このC0の意味は、1940年

第一四半期のようです。つまり80年前のものです。 刻印のものは、デートコードが不明ですが、

間違いなく80年以上前のものでしょう。

左の2本がフィルコ製でH型プレートです。こちらも刻印タイプで 恐らく1930年代のものでしょう。

左:H型プレートと右:ボックスプレートです。

 

あまり進んでいませんが、今日は、天板を本体に接着しました。

とは言っても1台あたり1時間くらいかかるので 今日は、1台しか出来ませんでした。

 

まず接着面ですが、赤線で囲ったところが接着面です。この広い面を確り接着しますと箱の強度が大きく増します。

接着面は広いので接着剤と木ネジを併用して締めます。 ネジの位置は、JBL オリジナルの設計図の通り行っています。

木ネジだけで反った合板は締め付けできません。従って、木ネジ1本打ち込む度に、特殊クランプで板と板を締めていますので

時間が掛かるのです。接着剤を塗布して貼り付けするだけでは、済まないのです。

使用材料は、7層19㎜厚AB級マリン米松合板です。

木ネジは、同じ形状なのですが、クローム仕様と艶消しブラック仕様があり、混ぜて使用しているため色が混在しています。