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今日も、曇りですが、湿度が高く蒸し暑いので、塗装に不向きです。
8月の後半は、梅雨のような天候で、塗装は殆ど行わずに、突板を貼りました。
ふと何ヶ所貼っているのだろうと思い数えてみました。
左右本体ボックス・・・12枚 X2 24枚
りフレクター板・・・5枚
合計 29枚(平面を1枚として数えました。)
1台当たり 大小30枚近い突板を貼っているなど、制作中は思ってもみませんでした。
難しいのは、左右本体天板2枚、左右本体側板2枚、 リフレクター板正面1枚の計5枚の広い突板を貼る箇所です。
皺なく貼ることが難しいのです。 狭い箇所は、接着剤が良くつけば割合簡単です。
このパラゴン レプリカは、突板を貼って無仕上げで納品する予定です。 お客様の方でブライワックス仕上げされる予定です。
この広い面を皺なく貼ることが難しいのです。 突板は杢目があり、柔軟さが不均一で、しかも接着剤の水分で膨張するので
皺が100%出ます。そこを工夫しながら皺を排除して、貼るのです。
主な部分は、19㎜厚 マリン米松合板(7層)を使用しています。 内部のみ艶消し黒で塗装します。
今日も雨です。 当地では、梅雨入りが早かったのですが、梅雨期の雨量はどちらかといえば少なかったです。
この8月の長雨でその分を取り戻した格好です。
このような、多湿な天候では、塗装が出来ず工程に遅れが生じています。
近隣には、ブドウや梨の果樹園がありますが、この時期の日照不足は、大きな影響がでると思います。
当方も、秋の味覚を楽しみにしているのですが、残念です。
先々週に、フロントレッグ下部を削りました。
そのうちの1本は、削り過ぎた部分があり、修正できないので、新たに削り出すことにしました。
右は、既にステインを塗布しています。 左は削ってから、180番のサンドペーパーを掛けたところです。
ウォルナットの無垢材ですが、キレイな杢目です。 杢目は、お客様のご希望でこれは、素直なものを選んでいます。
下の見えない部分は、剥がれないように接合しています。
本体に装着できるように切込みを入れます。
いい感じの杢目です。
突板を貼って塗装を行っています。
フロント部分のホーン下のエプロン部分に突板を貼りました。
工程上この部分は、先に貼らないといけないのです。
アウターホーンを艶消し黒で塗装して、その隣が突板仕上げですから、境界の仕上げが難しいのです。
塗装部分と突板の境界部分です。
アウターホーン出口部分は、見える所なので、丁寧に塗装等行っています。
既に何度か、スプレー掛けを行っています。
長らくお待たせしていましたが、KVC2190-8 (JBL LE5用ボイスコイル)と FS 5503B(JBL LE8T 用柔らかダンパー)が入荷たしました。
左右本体箱に引き続き、リフレクター板にも突板を貼りました。
貼り方は、センターで杢目が左右対称になるように貼っています。
リフレクター板の円周は約175㎝です。 1枚の突板では、カバーできないので、3枚に分割して貼っています。
杢目の配置の関係で27.5㎝+120㎝+27.5㎝の割り付けで貼っています。
右側の接合部です。やはり皺が出来ないように貼ることが難しいです。
センター部分です。見え難いですが杢目が左右対称になるように貼っています。仮に奇数枚の突板を貼ったシートだと、
歩留まりが非常に悪くなります。そこで、偶数枚の貼付のシートを使用しています。