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この時期、工房内は10℃前後で作業が停滞気味です。
それに加えて、法人税等の確定申告月です。
従って製作作業が進みません。パラゴンの作業は、全く進捗していません。
決算申告など税理士に任せれば楽なのですが、私自身税理士資格 (未登録)を持っているので、
他人に任せることができず時間を掛けて申告書作成まで私が一切を行っているのです。
そのような時期ですが、後述のオーディーズオイルを入手して、納得いく仕上げ方法が出来ました。
これまで、いつも製作過程で仕上げ方法に苦心していました。
時間を掛ければ良い仕上げになるのかといえば否です。
このオイル仕上げは、時短ですが、納得いく仕上げです。ただしオイルは高価です。
杢目が良く浮き出るオイルです。 オイルといってもべた付きは皆無です。
表面は、滑らかな肌触りです。
オーディーズオイルです。 高価ですがそれなりの仕上がりです。 突板に単にこのオイルを塗布して
仕上げたのではありません。 別のいくつかの行程を経てこの仕上がりになりました。
並行してアルミレッグも製作しました。アルミの表面を滑らかにするために研磨しています。
C41 アンジェラス レプリカ ボックス 新作 制作中です。
ACサンド級(グッドワンサイド)の米松合板にウォルナット突板貼りです。
オイル仕上げ または、ウレタン塗装予定です。
バッフル板は、厚さが不均一で約20mm~約25mmです。杢目の流れ交差させて突板を貼っています。
側板→天板 →側板に杢目は流れています。
現在、C41 アンジェラス レプリカの制作中です。
やはり材料で新しいものを試したくなります。
今回は、評判の良い オーディーズ オイルを買ってみました。
このオイルは、アメリカ製で木材はもとより、金属、皮、その他ほとんどのものに塗布できるとラベルに記載があります。
今、流行っている木工技術は、エポキシレジンと木材を組み合わせて一枚板にしてをテーブルや家具を製作するというものです。
その動画を見ていて、このオーディーズ オイルが使用されていたので、使ってみたいと思ったのです。
これから本格的に使用してレポートします。
高級そうな金ラベルです。
落ち着いた良い香りがします。
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この個体は、マホガニー突板にマホガニーステイン(着色剤)を塗布したものです。
JBL 075は、含まれません。 マホガ二―突板は、赤が強調された発色です。50%艶消し塗装を施しています。
裏蓋もAC級米松合板(通称:グッドワンサイド)を使用しています。
片方3本もアルミレッグは、旋盤で削り出したものです。
JBL 075は、4本の19㎜木ネジで固定します。フェライト版は、マグネットが邪魔して直接、取付出来ません。
その場合は、アダプターを介して取付下さい。
昨年9月頃から主力のウレタンエッジ製品などの入荷が定期的ではなく不順になりました。
メイン取扱製品なのに数ヶ月入荷しなかったり、入荷しても数量が少なかったりして、お客様に大変お待たせしています。
更に今年2022年年初から国際物流の運賃がこれまでの2倍近くに跳ね上がりました。
具他的には、確かに値上げなのですが、これまでの優遇運賃(割引運賃)が廃止されて 通常運賃の適用になったのです。
しかも、例えばコロナ禍前は、3~4日でアメリカから入荷していたのですが、
コロナ禍後では、航空便の本数や貨物の取扱量が減少したので、航空便の経由地が増加して、配達日数が7~10日と遅くなりました。
以前ならば貨物の遅延はクレームを入れていましたが、コロナ禍の現状では、皆が影響を受けているのでそれも出来ません。
更に運賃が上がれば、お客様にはたいへん申し訳ございませんが、販売価格に転嫁せねばならず困った状況になっています。