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これまでに制作した パラゴンレプリカは、既に18台です。(19台目制作中)
お客様個人で音楽を楽まれている他、飲食店等のような業務用でご使用例が数件ございます。
今回は、ライブハウスで、ご使用されているお客様を紹介いたします。
久留米 BLACK WAVE のホームページです。
Twitterは以下です。
https://twitter.com/WAVEBLACK4
4月のライブハウスでのイベント スケジュールです。
https://www.blackwave.jp/#toppageEventSchedule
パラゴンレプリカの紹介ページです。
https://www.blackwave.jp/archives/information/632
クラシックからジャズ・ポップスとあらゆるジャンルの音楽大好きなオーナー様です。
また、音楽の本職はドラマーをされています。
ライブハウスやパラゴンレプリカについてお問合せの場合は、代表者の黒岩 公輔 様
(メルアド:kurojazzdrum@gmail.com)にご遠慮なくお問合せ下さい。
連絡先等
BLACK WAVE
営業時間18:00~24:00(ライブ、イベント時は変更あり)
火曜日定休
福岡県久留米市日吉町14-22プリンス会館3F
携帯#090-6003-1685(黒岩様)
フロントレッグの上部を粗削りしました。粗削りは、アウトラインの可否を決める大事な工程です。なるべく左右前後対称になるように
ひな型を基礎にして削りました。
今回は、上部を太めに削ってみました。右の2本は、前回ロットの制作分です。 今回分に比較してやや細身です。
上下のレッグですが、これから本削りです。歩留まりが悪くて1/3くらいは、削りカスになります。
パラゴンレプリカ制作で一番難しいのは、フロントレッグ上部です。 その形状よりも溝堀が難しいのです。
高速回転するルータービットで溝堀しなければならないので手元が狂うと危険でさえあります。
このルーターで溝堀します。 トリマーとルーターとの中間程度の出力です。小型ですが、トリマーよりもパワーがあり
LED 付きで使い易いのですが、シャフト径が6.35㎜(1/4インチ)でインチサイズのビットしか使用できません。
コロナ禍前の2019年にアメリカで購入してこの作業専用に使用しています。
これが、ルータービットを銜えるコレットコーン(ナット)です。日本製の6.0㎜のルータービットは、使用できません。
このルーターでこのように溝堀するのです。 フロントレッグの下部とこの上部が垂直に直立するように制作することが難しいのです。
右と左では、溝堀の角度が違うので更に難しいのです。
その角度調整が微妙でルータービットの切れ味で良くないと所定の角度が出ないのです。
早くも3月になりました。 2月は、法人税・所得税の確定申告で日記を更新する余裕がありませんでした。
10月から始まる消費税インボイス制度の登録番号も取得してひと段落というところです。
パラゴンレプリカの制作ですが、フロントレッグの制作に着手しました。
フロントレッグは、上部と下部に分けて製作しています。
上部は、50㎜角x長さ200㎜のウォルナット無垢材から削り出します。
ノウハウが凝縮された、パラゴン制作の中で難易度が最も高い パーツだと思います。
下部は長さ400㎜X幅220㎜X厚さ63㎜の大きさです。
このような厚い材は、入手が難しいので前後2分割にして それを貼り合せて削ります。
かなり歩留まりの悪い形状です。
材を有効利用してカットしたとしても60%の部分は、廃棄になります。
因みにJBL オリジナル品も単材ではなく二つの材を貼り合せています。
前後2枚の材を貼り合せて、厚さ63㎜になるように、自動鉋で加工しています。 細い部分に1箇所、節が有ります。
その部分はかなり深く削りますが、節は小さくなるでしょうか。
ウォルナット材は、木目が真直ぐなものもありますが、うねったものも多いです。
JBLオリジナルのフロントレッグです。 なるべくオリジナルと比較しながら削ります。実は、全幅は、オリジナルより板2枚(38㎜)分
幅が広いので、レッグを長くしてバランスを取っています。