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今日から連休突入ですね。
新型コロナを巡る水際対策が29日午前0時に終了しました。
我々のような海外取引を行っている業者にとっては、たいへん朗報です。
これで、円高基調になれば更に海外に行き易くなります。
注文していたアルミ鋳造リアレッグが、鋳物業者から出来上がって来ました。
鋳型から外してサンダーで研磨した状態です。
少々バリも付いています。
取付穴あけ・研磨・塗装してから本体に取付可能になります。
1台当たり4個のリアレッグを取付けます。
センターには、8Mネジ用にタップでネジ切します。 高さ調整できるアジャスタブルレッグになります。
3ヶ所本体取付用のネジ穴を開けました。内部はこのようになっています。 オリジナルよりも少々肉厚になっています。
この金色のレッグを基にして、コピー品を鋳造しました。
左右箱とレフレクター板のすべての突板貼が完了致しました。
左箱です。
右箱です。
内部の写真です。 右側が上です。 設計図の通りに4ヶ所グルーブロックを取り付けています。
この箇所は、本体組立の最後に取り付けたパーツなので、未塗装です。
これから艶消し黒で塗装します。
ニスの濃淡があるのでムラになっていますが、今後解消します。
表面保護剤としてニスを塗布しています。このニスは、接着剤の接着力を阻害しないので安心して使用できます。
仮に水性塗料など不用意に塗布すると、水分が接着力を阻害して突板が浮き上がります。
細部の突板を貼っています。
残すは、左右箱の軒先3枚(左右6枚です。)
この部分は、突板が細いので、慎重に作業します。
接着剤が仕上げ面に付くと拙いので、かなりの量のマスキングテープを使用します。
軒先部分の3面をこれから貼ります。それで、突板貼りはすべて完了です。
このような角が正確に接合できれば、全体的評価が上がります。
この箇所も、よく目に付く箇所なので、慎重に作業を行います。
この部分は、大きめに貼っていますので、後で適正にカットします。
リフレクター板は、貼り終わりました。再下部にフェルトを貼り、サイズ調整すれば、このパーツは完成です。
第7ロット 19台目 突板貼りました。
パラゴンレプリカで一番広い面は中央のリフレクター板です。
次に広い面は、左右箱の天板です。 この3面に突板を貼りました。
いつものことですが、広い面の突板貼りは難しい作業です。
細心の注意で気合い入れて、迅速に作業します。糊が半乾きの状態ですから、よく接着します。
従って、位置決めを誤ると突板などが使用できなくなります。 接着不良の浮き上がりも要注意です。
浮き上がりは、水分が大敵です。 つまり突板が水分を吸収して膨張することが浮き上がりの原因です。
杢目の連続性も重視しています。左右箱の接合部は杢目が流れていませんが、左右がミラーイメージ(ブック貼)になるように
貼っています。
天板と側板は、木目が連続するように貼っています。
リフレクター板を差し込む箇所です。この部分のみは、狭くて曲面ですのでトリマーでカットしています。