スピーカーパーツ編 過去の店長日記
当店のスピーカー商品についての説明やその時々のHOTな話題を紹介しています!
JBL 116のリコーンキット |
カタログ作成で進んでいなかった新製品のオンラインショップにアップを続々行っています。
エッジ、ダストキャップ、ガスケットの商品ラインの新製品をしていますので、ご覧下さい。
また、JBL116のリコーンキットが入荷いたしましたのでご紹介いたします。
JBL 116のエッジは、当社のなかでも販売数が上位の人気商品です。
従ってリコーンキットをお探しのお客様も多いのではないかと思われます。
口径20センチ、50ミリボイスコイルです。
やや大きめのダストキャップを裏に向けて装着します。
20センチですが、ロングボイスコイルと、ウレタンワンロールエッジの効果で、パンチの効いた重低音を奏でます。
今後常時在庫しますのでよろしくお願いいたします。
TAD ウーファー用 ボイスコイルの仕様図 |
JBL、アルテック、TAD、ガウスその他のメーカーで4インチのボイスコイルのスピーカーが製造されていますが、厳密には、ボイスコイルの互換性は、ありません。
比較した場合、各メーカーで夫々微妙にサイズが違うため、互換性がなく、どのメーカーにも適合するボイスコイルは、無いのです。
例えば、JBLは、ボイスコイルの内径が、3.900インチ(99.06ミリ)が主流でありますが、TADは、同サイズが、3.960インチ(100.584ミリ)、ガウスは、同サイズが、4.120インチ(104.648ミリ)です。
3社ともルーツが同じの親戚のようですが、これだけサイズが違えば、全く互換性はありません。今回作成したTAD用ボイスコイルの仕様図です。
プライスレスな 当社の財産 |
今日も、スピーカーパーツカタログの作成作業に追われました。
その作業の関連で、オリジナルパーツ(純正品の意味です。例えば、JBL製のパーツと言う意味です。)を確認する必要があり、今まで集めたパーツを出してきて、大きさや重さ、その他特長をメモしました。
それを基に、現在入手できるパーツで一番類似しているパーツの組み合わせでキットを販売しています。主にJBLのヴィンテージユニットのコーン紙、ボイスコイル、ダンパー、エッジ、ガスケットなどをマニアなどから頂いて収集したり、ヴィンテージユニットを購入して、そこからオリジナルパーツを取り外したりしています。
30年~40年前のもので、オリジナルパーツなのか、アフターマーケットのパーツなのか、判断に苦しむ場合も多々あります。
写真は、ここ5年間で集めたパーツの一部です。しかし、半分以上は、アフターマーケットパーツでしょう。 パーツの殆どは、役目を終えたもので価値が無い物ですが、当社にとっては、プライスレスな価値の物なのです。
白いコーン JBL 2213H用リコーンキットのご案内 |
ゴールデンウィークも今日から後半の連休です。今回は、新企画の商品をご案内いたします。
JBL2213H用のリコーンキットです。このウーハーは、白いコーン紙が特長で4312コントロールモニターのウーハーで有名です。
この商品の概要を説明いたします。 このリコーンキットは、JBLの純正部品(オリジナル)ではありません。
今入手できる部品でオリジナル品に類似している部品の組み合わせでキットが構成されています。
パーツ等構成は以下のとおりです。
コーン紙:#2213‐WH コーン紙直径298ミリのカーブドコーンに白いコーティングが施されています。
そのためコーン紙の剛性と重量が増しています。
コーティングで約10gの重量増加になっています。
75ミリのボイスコイルが適合します。
エッジは、クロス製の4山です。コーン紙が重くなり、エッジが柔らかく大きい振幅が取れるので低音再生に有効です。
ボイスコイル:#1660-8 75ミリ口径のボイスコイルです
コイルの巻き幅は、21ミリのロングボイスコイルです。
磁気を効率的に受け止め信号に忠実な再生を行います。
また、銅リボン線エッジワイズ巻きのコイルです。
オリジナルは、F0が、25Hzで、このキットもその特性に近づけるべく重いボイスコイルとコーン紙を採用しています。
ダンパー:FS6700 口径170ミリのダンパーです。クロス製5山の普通の硬さのダンパーです。
ダストキャップ:DCP3200 直径81ミリの厚手の紙製ダストキャップです。
ガスケット:GXS1260 JBL30センチ口径の4穴コルクガスケットです。
オリジナルは、黒のウレタンガスケットです。
コルクのほうが仕上がりが良いのですが、黒のウレタンガスケットGRS1220に変更可能です。
販売開始は、5月下旬を予定しています。
キットには、リ-ド線、センタリング用フィルム、リコーンマニュアルが含まれます。
リコーンキットを販売していますが、やはりオリジナル部品に勝る物はありません。
まだ使用できるオリジナル部品は、温存してご使用された方が良いと思います。
従ってパーツの個別販売も可能ですからお問合せください。
連休前 駆け込み注文殺到中 新製品入荷 |
今週末からいよいよゴールデンウィーク突入ですね。
日ごろから当社でお買い上げ頂き、たいへんありがとうございます。
この時期毎年 お陰様で、多数のお客様から、スピーカーパーツのご注文頂いており発送にてんてこ舞いの日々です。
じっくり時間が取れる連休期間中にご愛用のスピーカーの修理やエッジ交換をされるお客様が多いようです。
連休中は、何処に出掛けても混雑が避けられませんから、賢明な選択ですね。(笑)
このように連休前の駆け込みご注文の対応に忙殺されているこの時期ですが、多くの新製品が入荷しました。
一点一点の特長をこのコーナーで追々紹介しようと思っていますので、よろしくお願いいたします。
写真は、新製品の本日入荷分です。
スピーカーパーツ(エッジ・ガスケット)新製品のご案内 |
スピーカーパーツ(エッジ・ガスケット)新製品のご案内です。
◎JBL 30㌢用クロスエッジ SC JBL E120
特長は、2山のm型クロスエッジです。適合機種は、JBL E120,2202,D120,D123等です。
◎JBL 30㌢用ガスケット GPS 1201
紙製の30㌢用ガスケットです。JBL30㌢口径のE120,2202,D120,D123等に適合します。
4本一組でスピーカー1本分です。8穴です。断面の大きさは、幅12.7㍉ 厚さ6.2㍉です。
◎JBL 38㌢用ガスケット GPS 1504
紙製の38㌢用ガスケットです。JBL38㌢口径のE130,2220,D130,D140等に適合します。
面の大きさは、幅12.9㍉ 厚さ13.6㍉です。特長は、特に厚さがあるので、特殊な使い方が出来るのではないかと思います。
表面は、ビニールコーティングされています。
スピーカー部品のカタログ製作中! こんにちは! スタッフ なおです。 今後、ノースウェストトレーディングの商品情報などさまざまな情報を発信していきたいと思います! よろしくお願い致します。 さて、只今、スピーカーパーツの総合カタログ製作中です。 商品の仕様図をまとめています。 慣れない作業ですが、頑張ります! お客様のブログ--JBL 2220 用リコーンキットについて
NORTHWEST TRADING 代表の佐藤弘美です。
今日は当店のスピーカーパーツ リコーンキットを当店からお買い上げ頂いたお客様のブログを紹介させて頂きます。
この方は、真空管アンプやスピーカーボックスを作られる方で、慎重に作業を進められていますので、初めてリコーン(スピーカー補修作業)される方は、参考になると思います。 是非ご参照ください。
お買い上げ頂いたリコーンキット
4種類接着剤セット
接着剤のうち#380は、ダストキャップの接着に使いますが、確実にダストキャップとコーン紙を接着しますので、納得のいく音と仕上がりになります。
#380 接着剤は、何度もお買い上げ頂くお客様もいらっしゃるほど、リコーンに有用な接着剤です。
新製品のお知らせ JBL用ダイアフラム 2種 |
JBLのツィーターとスコーカーのダイアフラムが入荷しました。
当社の2402と2420に装着して試聴し問題がなければ、販売いたします。
ツィーター用は、JBL2404、2405、2402、075、077、PEAVY HT94に適合します。アルミ製のリングラジエーターです。
スコーカー用は、JBL 2425H、2426H,2427H,LE175,LE85、2410、2460、2461、2420、2421、2470、Acoustions H2024に適合します。チタニュウム製のダイアフラムです。
上の写真は、左側がツィーター用で、右側が スコーカー用です。
下の写真は、裏側から撮影したものです。
どちらも、JBLオリジナルに近い仕様で製造されていますので、音質が期待できそうです。
エッジB級品の販売について
当店で販売しているスピーカーパーツは、出荷時にいつも慎重に検品をしていますが、検品時にエッジに些少のキズがあるもの、スポンジ部分の厚さが一、二か所ほど揃っていないものなどは、除外しています。
その除外したB級品を今後、定期的にショップで販売していく予定です。
いずれもご使用には問題はなく、見た目も余りわからないものが多いと思います。
価格を定価よりも割安にして、商品によっては、複数ペア等での販売を考えています。
これは珍しい! エミネンス コーン紙 |
当社の取り扱いは、JBLやALTECのヴィンテージ物が多いので、それがスピーカーのスタンダードと思い勝ちでした。
最近、お客様のご注文でエミネンス 10446という直径10インチ(25.4センチ)でボイスコイル直径1インチ(2.54センチ)のコーン紙を取寄せました。
検品でこのコーン紙を見た瞬間、えっこれは、なにかの間違いで送られてきたものではないかと思ったほどです。
写真のとおり、コーン紙の中心から外周に向かって接着してあり、予想外の製造だったからです。
本当に世の中には、変わったパーツがあるものだと感心しました。
なお、当該品は、メーカーオリジナル品ではありませんが、ネットでオリジナル品を確認したところ同じ製法でした。
発売予定のエンクロージャー材料につきまして |
輸入した貨物も次第に片付いて参りました。
今日は、時間が出来ましたので、今度発売する、スピーカーボックスの材料を四八サイズの大きい板からサンプルを切り出しました。写真の4種類です。
当社の材料の特長は、厚さ19ミリのものを取り揃えていることです。暑さ19ミリの板は、JBLやアルテックでは、3/4インチの板として多用されています。
写真の一番上は、19ミリのMDF(ミディアムデンシーファイバーボード)です。このボードは、密度・比重が重くスピーカー製作に適したものです。
上から2番目は、19ミリのパーティクルボードです。これも密度・比重が重くスピーカー製作に欠かせない材料です。
次に上から3番目は、18ミリの米松合板です。両面サンド掛けされています。残念ながら18ミリですが、昔から音が良いと評判の貴重な材料です。
一番下は、28.5ミリの米松合板です。
非常に重く(四八板で50キロくらい)、剛性が高い材料で、これのみバフッル板として使用してみると良い結果になるかもしれません。
これらの材料は、全て四八板(122㎝×244㎝)のものです。
当面は、切り売りすることになると思います。
木工機械の設置が完了すれば 正確にカットできると思いますが、それまでは、トラックソー等で 大きめにカットして販売致します。
どうぞよろしくお願い致します。
センター出し用のフィルムの厚さについて |
11月15日のこのコーナーで、当社の販売するリコーンキットには、ボイスコイルのセンター出し用のフィルムを添付するようにしましたと 発表しました。
この時フィルムの厚さを説明していませんでした。
このフィルムの厚さは、4種類ありますが、厚い順に0.30ミリ、0.20ミリ、0.14ミリ、0.10ミリです。
各キットには、最適のフィルムを添付しますが、ギャップがわからない場合は、複数のフィルムを入れるようにいたします。
新発売予定のお知らせ スピーカー用ボックス ベニアー(突き板) 3種につきまして |
発売が遅れていますが、スピーカーボックス用 ベニア(突き板) 3種を下記の通り近日中に発売いたします。写真は、上から順番にウォルナット クオータード、黒檀 (エボニイ マカサー クオータード)、ゼブラウッド クオータードです。
1 ウォルナット クオータード
この商品は、本物の木のベニアです。裏地も木であり、2枚重ね(2PLY)です。木目は、表地tと裏地は直交しています。厚さ 1.0ミリで厚めです。色や木目は、はっきりしていませんが、オイル仕上げ等で重厚な仕上がりが期待できます。大きさは最大で240センチ×120センチです。ブックマッチになっています。2プライですので、木特有のくるいやひび割れ等が抑えられています。対象物に張りやすいと思います。厚さが1ミリと厚いので、下地の少々の凸凹を隠すのではないかと思います。ナイフでは、簡単に切れません。角の処理は、トリマー等が必要です。
2 黒檀 (エボニイ マカサー クオータード)
この商品は、薄い黒檀ベニアに、裏地として紙を張ったものです。厚さ 0.6ミリです。色 や木目は、はっきりしています。オイル仕上げ等で重厚な仕上がりが期待できます。大きさは最大で240センチ×120センチです。裏地が紙ですので、木特有のくるいやひび割れ等が抑えられていますので、対象物に張りやすいと思います。ナイフでは、簡単に切れません。角の処理は、トリマー等が必要です。
3 ゼブラウッド クオータード
この商品は、薄いゼブラウッドベニアに、裏地として紙を張ったものです。厚さ 0.6ミリです。色 や木目は、はっきりしています。オイル仕上げ等で重厚な仕上がりが期待できます。大きさは最大で240センチ×120センチです。裏地が紙ですので、木特有のくるいやひび割れ等が抑えられていますので、対象物に張りやすいと思います。ナイフでは、簡単に切れません。角の処理は、トリマー等が必要です。
リコーン用接着剤につきまして |
リコーン用接着剤としまして、4種類セット(別売可)を販売しています。
4種類セットの特長やご使用方法をご説明いたします。
#422:瞬間接着剤で、ダンパーとボイスコイル、ダンパーとマグネット、ボイスコイルとコーン紙 の接着で使用します。
利点は、瞬間で固定するので、作業が手早く出来ます。またよく材料に浸透するので少量でも強力に接着します。
一度塗布すると位置の微調整はできませんので、接着時は慎重につけてください。
従って当初の位置決めが重要になります。
なお、硬化のためにアクセレーターのスプレー作業が、塗布直後必要になります。
アクセレーターは、セット販売品です。
以下#380、#410も同様に作業では、アクセレーターのスプレー作業が必要です。
#380:瞬間接着剤で、ダストキャップとコーン紙 の接着で使用します。
隙間に浸透し強力に接着します。
また、粘度は低いので平たく仕上がります。
初心者の方でも、練習して、作業された場合、割合キレイに仕上がります。
#410:瞬間接着剤で、ボイスコイルから引き出したリード線とコーン紙 の接着で使用します。
また、粘度が高く、盛り上がってリードせんを固定接着します。
#WD32:水性接着剤で、コーン紙のエッジとガスケットとフレーム の接着で使用します。
乾燥すれば、透明に仕上がります。
固定時間は、20~30分、乾燥時間は2~3時間です。
乾燥すると強力に接着します。
クロスエッジにダンプ剤としても使用できます。
以上、リコーン作業には、適材適所の接着剤をご使用されることを お薦めいたします。
再入荷 JBL2231A用、2205用12リブ コーン紙 |
皆様お待たせしました。JBL2231Aと2205用のコーン紙は、最近製造元の都合で10リブ(10山)のものを販売していましたが、写真のとおりオリジナルに近い12リブ(12山)のものが入荷しました。
やはり12リブのものが、仕上がりが良いと思います。なお、10リブでもよいというお客様には、リコーンキットペアをお買い上げの場合1,000円引きで販売いたします。
2231Aのコーン紙は、136A、LE15A、2215Hのリコーンキットと共通ですので、これらのコーン紙にも12リブのコーン紙になります。また2205のコーン紙は、E140と共通で12リブになります。
木曜日から12月ですが、新しいコーン紙で新年を迎えませんか。
2231A用12リブコーン紙
2205用12リブコーン紙
新製品 アルテック755Eリコーンキットにつきまして |
新入荷のアルテック755Eリコーンキットをご紹介いたします。
まもなく出品する予定です。
コーン紙は、ダストキャップ、コーン、エッジの部分が紙製のワンピースになっています。ボイスコイル直径は、50ミリです。ダンパー、紙製ガスケット、リード線が付属します。ガスケットは、紙のワンピースリングになっています。少し特殊な作業が必要なのですが、このガスケットを薄く約半分に剥ぎ取り、二つの薄いリング状のガスケットにします。
このうちの一つ目をフレームに接着し、そのあとコーン紙を接着し、さらにガスケットを接着します。つまりコーン紙をガスケットでサンドイッチするようなイメージです。このコーン紙や、ボイスコイルの印象から、高能率な張りのある音を想像しますが、実際の音は、どうでしょうか。
スピーカー部品 次回新入荷のお知らせ |
次回に新規入荷する、商品を二つご紹介いたします。
まず一つ目は、アルテック755用(20センチ)のリコーンキットです。以前この欄でコーン紙のみご紹介しましたが、リコーンキットとして販売できることになりました。
二つ目は、JBL LE5-2用(13センチ)のリコーンキットです。JBLのカタログによりますと、高性能スコーカーで、能率が95dbもあります。ボイスコイルの直径は、22ミリで、40ワットの連続プログラムの許容入力があるとのことです。
私も初めて上記のキットを見ることを楽しみにしています。また、このコーナーで新製品を掘り下げてご紹介いたします。
リコーン ボイスコイルセンター出し用のフィルムにつきまして
当社の扱うリコーンキットには、ボイスコイルセンター出し用のフィルムが付属しています。以前のキットには、入れて無かったのですが、お客様の作業が適正に短時間で終わるように考え、このフィルムをキットに入れるようにしています。
リコーンの作業で一番重要なことは、ボイスコイルが、ギャップに触れず適正に設置できるかに かかっています。そのためにセンター出しが適正に行わなければなりませんので、その作業のお役に立てるフィルムをキットに入れました。
フィルムの厚さは、4種類あります。JBLの30センチ・38センチ に関して言うならば、使用するボイスコイルの内径の大きさによりフィットするフィルムの厚さが異なりますので、最適な厚さのものを付属しています。このフィルムによりご安心して作業に集中できればと考えています。
なお、フィルムの付属により作業内容が変更になりましたので、リコーンマニュアルも下の写真のとおり一部内容を変更いたしました。
JBL 30・38センチウーファーのダストキャップについて |
当社の扱うJBL 30・38センチウーファー関係のダストキャップは、アルミダストキャップ1種類、ペパーダストキャップ 6種類もあります。
特にペーパーダストキャップは皆同じ様に見えますが微妙に違います。
通常品は、#4300(直径109ミリ)です。この数字は、直径のインチ表示が型番になっています。従来の#4125(直径105ミリ)が製造中止になったため現在#4300がメインの商品になっています。カーブ(凸面)が適度でボイスコイルに干渉せずにカバーできます。主に130系に使用しています。
次に多く使用しているのが#4406(直径111ミリ)です。これは、やや大きいので、奥行きのあるボイスコイルの機種に使用するのものです。例えば LE15等に使用します。
そのほか、#4148(105.5ミリ)は、適度な大きさですので、供給に問題なければ、次期主力として使用を考えています。
#4124(104.7ミリ)は、カーブ(凸面)が平坦なので2121用として裏返して凹面で使用しています。
#4213(107ミリ)は、リップアップ(外周が反り上がっている)したもので特に使用しているモデルは、ありません。
以上ペーパーダストキャップ6種の簡単な説明でした。
JBL 2241G用(46センチ) ボイスコイル |
毎回この店長日記を見ていただきまして、ありがとうございます。
本日も、最近扱った珍しいパーツについてです。こんなに大きいボイスコイルは、初めて見ました。このVCは、JBL2241G用(46センチ・サウンドリインフォースメント用ウーファー)のものです。写真のJBL 130系のVCと比べるとその大きさがよくわかります。直径:約100ミリ、高さ:55ミリ、重さ:24グラムです。大きいVCですが、アルミリボンエッジワイス巻のため軽量です。因みに巻き線の幅は、21ミリのロングボイスコイルです。
一般論ですが、アルミVCは、軽量のため音の立ち上がりのレスポンスに優れ、高域特性も優れていると言われています。また、アルミ自体が、熱発散性に優れコイル全体で放熱できるためPA用のSPユニットに採用されているようです。巨大なVCのご紹介でした。
JBL 262 2連 ヴォイスコイル |
商売柄珍しい商品に出くわすことが多いことは、前にも申し上げました。私は、年齢50台後半ですが、70年代から80年代にかけてのアルニコからフェライトに移行した時期のユニットが、一番興味があります。
さて、本日ご紹介するユニットは、JBL 262です。PA用のMRX512Mというシステムに内臓されている30センチユニットです。このシステム(30センチ ツーウェイ)は、 許容入力:800W(プログラム)、1600W(ピーク) 周波数レンジ:60Hz~20KHz 感度(1W,1m):97dB というすばらしい性能を持っています。
このユニットのボイスコイルは、なんと2連になっています。 最近のJBLは2連VCが得意です。 マグネットアッセンブリーを見ると以外に小さいので、おそらくネオジュウムが2連になっていると思います。
また、コーン紙は、カーブドコーンで非常に硬く軽量なものです。エッジは3山のクロスエッジです。高能率と高耐入力を予感させるパーツです。やはりヴィンテージ物とはまったく発想の違うスピーカーというのが私の感想です。因みにまだこのSPの音を聴いたことは、ありませんので比較する意味で聴いてみたいと思います。新製品のご紹介でした。
新製品のご紹介《JBL30センチコーン紙と30センチ用コルクガスケット》 |
本日も、新製品のご紹介です。一つ目は、JBLD131のコーン紙です。これまでエッジがクロスのm型(2山)を販売していましたが、紙エッジのフィックスドタイプをご希望するお客様にお応えして新発売になりました。紙エッジですから少々エージングが必要ですが、歯切れの良い音が期待できます。
次に、こちらも待望の商品です。JBL30センチ用のコルクガスケットです。写真のように4穴です。やはりコルクガスケットは、美しくリコーンが仕上がります。どちらも近日中に販売です。なお写真は、コーン紙とガスケットを組み合わせて写したものです。
アルテック755E用コーン紙 が入荷しました。 |
日々スピーカーパーツを販売していますが、特に楽しい時間があります。それは、仕入注文した商品が到着し検品するときです。
なぜ楽しいのか、それは、見たことも無い商品に触れることができるからです。当社の取扱商品は、ブランドメーカーのオリジナルではありませんが、こういう風になっているんだと良く感心させられます。ここがこの仕事の美味しいところです。(笑い)
さて、本日検品した中で、アルテック755E用(20センチ)のコーン紙を紹介いたします。アルテックの小口径スピーカーの中で最も有名で由緒あるのが通称”パンケーキ”755Eです。
アルテックのカタログを見ると最低共振周波数は、64HZとやや高いものの、94dbの高能率を誇ります。実物を見たことはありませんが、オークションで高値取引されています。
このコーン紙は、ダストキャップ一体で紙エッジのフィックスドタイプです。エッジ部分は、柔らかく、ダストキャップ周辺は、カーブドになっていて少し硬く仕上がっています。外観は、まさにオリジナルに近いと思います。
高能率が予感されるコーン紙です。ボイスコイル他の部品が揃っていませんので、リコーンキットの発売は、12月になると思いますが、ご期待ください。
リコーンキットの取り扱い品目数につきまして |
今日は、初めに残念なお知らせがあります。以前から度々お問い合わせがあったEBY社製のスピーカターミナルが、販売できなくなりました。取引先が、この製品の製造を停止したためで、待っているお客様にご迷惑をかけて申し訳なく思います。また、今後このようなことが無いように営業したいと思います。
さて当社は、リーコンキット取扱店として何点くらいのキットを取扱っているかご存知でしようか。その答えは、約200点のキットを販売することができます。
わかり難い表現ですが、現在在庫を持ってお客様の注文に即座に対応できるキット点数が、約30点ありまして、残り約170点は、取寄せ販売可能です。
このキット品目リストは、まだショップページで公表していませんので、近く公表いたします。
ちなみに、当社のキットは、一番JBLが充実していまして、約60点のキットが組めます。Altec は、23点、 ガウスは、13点、 エレボは、18点のキットが組めます。もしお客様の中で、キットが無くて困っている方が、いましたら一度ご相談ください。
新製品(JBL 123A用エッジ)の販売につきまして
昨日に新製品(JBL 123A用のリコーンキット)の販売予告をいたしました。今日は、その関連商品の販売開始のお知らせです。
弊社も販売スタッフが、1名増えましたので、今後商品のラインナップを充実する方向で営業しています。そのためこのコーナーで新商品のご案内が多くなると思いますのでよろしくお願いいたします。
前置きが長くなりましたが、JBL123A用(30センチのウーファー)のエッジが販売開始になりました。スペックやその他詳細は、商品ページをご覧ください。JBL123Aは販売から30年以上経過していますので、使用の程度や環境に大きく影響を受けますが、クロス製とはいえ劣化しているものもあると思われます。この123Aユニットは、昨日ご説明したとおり派生モデルが5種類ありますが、基本的にD131のような高能率・ナローレンジのユニットではありませんので、バスレフの小さな箱でも割合鳴りやすく、使いやすいものでした。従って派生モデルが5種類もあったのだと思われます。これは店長の私見です。
新製品(コーン紙)の入荷予定につきまして |
次回入荷の新製品のお知らせです。JBL123A用として新たにコーン紙が入荷します。
30センチのユニットで白いランスプラスというダンプ剤を表面に塗布してワイドレンジ化したユニットで民生用のL100Aに組み込まれていました。このコーン紙には、残念ながら白いダンプ剤の塗布はありませんので、お客様の方で工夫していただくことになります。
このコーン紙が入荷すると最多の場合で何種類のリコーンキットが、商品化できるか、ご存知でしょうか。答えは、5種類です。1978年2月と78年6月のカタログから関連機種をすべて抽出しました。(以後フェライト版もありますので実際は、5種類以上あります。)
123A (30センチ ワイドレンジウーファー)
D123 (30センチ フルレンジウーファー)
LE12C (30センチ コアキシャル )
2213 (30センチ ワイドレンジウーファー プロ用)
2145 (30センチ コアキシャル プロ用)
上記5種類のキットのパーツ構成は、ほぼ同様です。プロ用も民生用も同様です。ボイスコイル、ダンパー、コーン紙、ガスケットは共通ですが、ダストキャップが紙またはアルミになります。 ご期待ください。
チタンダイアフラムの販売前の視聴につきまして |
当店では、お客様に販売する前にまず十分な視聴を行って販売する商品もありますのでご紹介いたします。
ホーンドライバーのダイアフラムは、非常にデリケートな製品なので、十分エージングして視聴を行っているところです。このダイアフラムは、チタン製で高域が20,000ヘルツ近くまで伸びているものです。約3ヶ月前に購入しJBL2420ドライバーに装着して視聴しています。JBLオリジナルチタンダイアフラムと交換しての視聴も行っています。 オリジナルと遜色ない商品ですので、来月に仕入して販売いたしますのでご期待ください。
なお、当社のJBL2420は、アルニコ仕様で30年以上の前の製品であるため、JBLオリジナルターミナルをEBYターミナル(来月販売開始予定)に交換し、ターミナル→ボイスコイルのリード線をWEの単線に交換し、バックキャビティの劣化したスポンジも交換して、リフレッシュしています。
スピーカーパーツ新製品のお知らせ |
スピーカーパーツの新製品のお知らせです。次回入荷(11月4日前後)分で下記商品が新入荷いたします。
1 JBL 30センチ オールペーパーコーン紙 JBL D131 のオールドタイプのモデルにのフィックスドエッジのコーン紙です。 JBLD131、2202,2130 に適合します。エッジ部分は、紙の2山です。
2 JBL 30センチ用 コルクガスケット JBL D131,2202、2130、2203、124A に適合します。
今後も、リコーンキット、エッジ等の商品を充実させていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
リコーンマニュアル一部改訂しました。
今回より、リコーンキットにセンター出し用ツールとして、フィルムをお付けするようになりましたが、それに伴ってリコーンマニュアルも一部改訂致しました。
ダンプ剤WD-32(接着剤)につきまして |
先日、お客さまから当社のダンプ剤(接着剤)はどんなものかとご質問がありましたので解説いたします。商品に付属する当店のものは、接着剤でありダンプ剤と考えてください。
まず接着剤としては、希釈せずにそのまま筆等で塗布します。気温20度・湿度50%くらいの条件で30分から60分でかたまります。固まるまで時間がありますので、位置決めの時間があります。乾燥すると白色から透明になり強力に接着します。フレームとコーン紙など金属・木・ウレタン・紙を強力に接着します。木工ボンドに類似していますが、WD-32はスピーカー専用接着剤です。
次にダンプ剤としての説明です。適度に水で希釈してクロスエッジに塗ります。塗布する量によりエッジの硬さを調整します。塗布することにより、クロスの糸と糸の間の隙間をうめて音がコーン紙の裏に回らなくなります。硬さ調整は、万全を期すならば周波数の計測器があればよいのですが、それが無い場合はやはり薄く塗って柔らかめが良いと思います。
更にもう一つ、コーン紙に薄めたダンプ剤を塗布する方法です。例えば古くなったコーン紙で酸化等で張りがなくなりブヨブヨになった場合など、それに塗布すると少し強度が増します。仕上がりの感じは、しっとりと濡れた見かけになります。
以上ご紹介しましたが、これまでお客様に販売してたいへんご好評を得ております。エッジの場合、30センチ、38センチ用お買い上げであれば、20グラムお付けしています。(クロスエッジの場合は、40グラム)(25センチ以下の場合は10グラム(特殊製品は除く。))
http://www.hobbies-n-things.com/product/191
GAUSS 5842用 コーン紙ペアと ダストキャップペア |
最近、お客様の問い合わせが多く、今までよりも取り扱い商品が多くなりました!
しかし、中々手が回らず、標準在庫品としてネットショップで出品できていない現状です。
今回GAUSS 5842用コーン紙とダストキャップ 1ペアの在庫が残っており、もしもご希望の方がいらっしゃいましたら販売させて頂きます。価格は コーン紙ペアが 5,500円 ダストキャップペアが1,500円です。
できましたら、まとめてお買い上げ頂けますと幸いです。
送料は目安として、九州の場合473円、東京の場合は945円です。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせくださいませ。
改めてお支払い詳細をお知らせ致します。
当店のスピーカー エッジについて |
当店が販売しているスピーカー エッジ(サラウンド)は、他のネットショップやYahoo!オークションで販売、出品されている商品と比べて、価格的にかなり割安となっていると思います。
そして、なんと商品自体は、写真で見る限り(多分)同じ仕入れ先ではないかと思われる商品がかなりあります。
つまり、商品が同じで価格が違うということになると思います。
商品によっては、価格的に倍以上違うので、当店のエッジはかなりお得だと思います。
実際、当店のエッジ、それからボイスコイル・ガスケット等をお買い上げ頂いているリピーターの業者様も多くいらっしゃいますので、商品の品質については、お客様の信頼を頂いていると自負しています。
www.hobbies-n-things.com/product-list/14
ご注文をお待ちしています!
アルミボイスコイル その2 |
今回入荷しましたアルミボイスコイルのボビン(芯)がアルミ製に変わりました。
重量は同じですが、前のものより剛性が高くなっております。
その為、ピストン モーションも正確になり、反応の良い音が再生できるはずです。
ちなみにオリジナルも、アルミボビンです。
写真は、JBL K120 オリジナルコーンアセンブリーです。
アルミボイスコイル |
JBL カタログによりますと、D130等のスピーカーには、アルミボイスコイルが使用されています。
当方で販売しているリコーンキットにも、先日からこのアルミボイスコイル(純正ではありませんが)を付けて販売したところ、すぐに在庫切れとなりました。
その為、急いで仕入れ注文をしたところです。
入荷しましたら、またよろしくお願い致します。
当店のリコーン製品についての評価 |
当店のリコーンキットはじめ、エッジ、ガスケット、ボイスコイル等の品質について、まだお買い上げ頂いていない方は、不安を持たれているかもしれません。
当店でリコーン製品をお買い上げ頂く方は、業者の方が多いです。
そして、約30年位リコーンを手がけておられる方や、他の方々にも、良品であると評価を頂いています。
実際にリピーターのお客様が多いです。
手前味噌になり、恐縮ですが、その点では、他種類の商品のハスクバーナ製品、メルトニアン製品においても同様にリピーターのお客様が多いことにとても感謝しています。
現在のところ、ボイスコイルの単品での販売はしておりませんが、
ご希望の方にはペアで平均 6,500円(型番により価格が違う場合がございます)で販売しています。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
スピーカーパーツのスペックについて |
当店は、JBLやALTECのビンテージスピーカーのコーン紙やその他リペア部品を販売しておりますが、JBL関係のスピーカーについては、コーン紙等のスペックに基づいて、キットを組んでおります。
例えば、一番ポピュラーな130系のユニットは、D130、130A,B, 2135,2220等ありますが、
JBL公表のスペック表では同一コーンとなっております。
それによりますと、D130系であれば、振動系が70gになっています。
振動系というのは、コーン紙、ボイスコイル、ダストキャップとダンパーの合計重量です。
以上が70gに収まるようにキットをセットしています。
ちなみに、2231は、ボイスコイルに重いリングを装着しているので、振動系は約2倍の重さの 151gとなっています。
スピーカーリコーンキットのページはこちらから
JBL150-4Cのリコーンキット |
JBLのビンテージモデル ウーハーの規格について 幻の名器と言われているJBL150-4Cのリコーンキットの販売を企画中です。 当店は、メーカーオリジナル品ではありませんが、それに近いスピーカー部品を供給しています。150-4Cについても、カタログオリジナルに近い部品を選び、よりオリジナルに近づけたいと思っています。 一番の難関はコーン紙です。150-4Cは、通常のJBL38センチウーハーよりも約半インチ(1.27センチ)ほど、奥行き(バスケット)が深く、軽量で剛性が高いものです。それに合うコーン紙を見つけることに苦慮しています。しかも、オリジナルは、フィックスドエッジ(2山エッジ)です。 近い将来、企画商品を販売できると思います。 JBL スピーカー用 リコーンキット スピーカー用 リコーンキット、エッジ、キャップ、ボイスコイル等の販売を始めて、2年目になります。 それ以前にもオークションにて、アルテック、タンノイ、JBLのスピーカー本体を時々、海外で仕入れては販売していました。 当店が販売しているリコーン用品は、純正ではありませんが、「神経質にならなければ、充分に代用できるもの」だと、お客様からコメントを頂いたことがあります。 また、リコーンを行う業者の方からのお問い合わせ、お電話、ご注文も、お陰様でしばしば頂いています。 サイトにて出品していない商品についても、在庫がある場合がございますので、 お気軽にメールにてお問い合わせ下さいませ。