店長&スタッフ日記
マイリスニングルームについて
2019年05月04日
この店長日記の話題に滅多に登場しないリスニングルームについてです。
現在米松マリン合板でパラゴンを製作していますが、リスニングルーム自体に 米松合板が使用されていて音質に良い貢献しているのではないかと思ったのです。
結論を言うならば、まあまあす水準で何とか及第点を頂けるのではと思っています。
まず躯体は、2X6(ツーバイシックス)構造です。アメリカ産の建材で建てられています。
リスニングルームの広さは、奥行き530㎝幅475㎝高さ260㎝ 広さ25㎡ 容積65.5㎥ でした。
広さは、リスニングルームの目安ですが、容積も重要な要素だと思います。
常時設置の DD55000 エベレストレプリカと試聴用(販売用なので常時あるわけではありません。)のD44000 パラゴンレプリカの2系統の大きなスピーカーを設置しています。
例えば エベレストの容積は片方で約500リットルありますので両方で約1㎥になります。
そのボックス相当分の1㎥が容積65.5㎥ の部屋で振動するわけでこの比率が適当かポイントになりますが、正解はわかりません。
この比率は、アンバランスではないと思っています。
床ですが、強固です。 基礎は省略して、米ツガ材2X10(ツーバイテン 断面38㎜X240㎜)が400㎜間隔で床板の下に走っています。
その上に18㎜厚米松合板(CDXエクステリアという建材グレードです。)を敷き詰めています。
またその上に19㍉厚オークフローリング材(無垢材)を貼っています。
従って部屋のどこにでも数百キロの重量物を置いても、床が下がるようなことはありません。
次に壁ですが、2種類あります。 外壁側は、2X6(ツーバイシックス)構造です。
内側から12.7㎜厚石膏ボード+米ツガ材2X6(ツーバイシックス 断面38㎜X140㎜)+12.7㎜厚米松合板(CDXエクステリア)+セメント系のサイディング材を貼っています。
続いて、室内側は、 内側から12.7㎜厚石膏ボード+米ツガ材2X4(ツーバイフォー 断面38㎜X90㎜)+12.7㎜厚石膏ボードです。
このように非常に強固で、更にすべての床面と壁面に断熱材が充填されていて、断熱と防音に効果があります。
実は天井も非常に頑丈です。
一階の床と同じ構造の二階の床が載っています。
天井には支えるものが無いので真ん中あたりに8X16の梁(190㎜X390㎜)が走っているので下がらないのです。
パラゴンレプリカを設置した奥と左壁が厚い外壁です。
リスニングルームのオーク無垢材のフローリングです。合計で37㎜厚で強固です。本来は、土足用で、耐摩耗性が優れています。
キズが付いてもペ-パーで削って再塗装すれば新品同様になります。
エベレスト側の壁は、内壁なのでやや薄いですが、スピーカーの低音を十分受け止めます。
★ノースウエスト トレーディングのスピーカーパーツをよろしくお願い致します。