店長&スタッフ日記
C44-100 パラゴンレプリカ製作 第6製造ロット(16~18台目) 突板の貼数
2021年08月26日
今日も、曇りですが、湿度が高く蒸し暑いので、塗装に不向きです。
8月の後半は、梅雨のような天候で、塗装は殆ど行わずに、突板を貼りました。
ふと何ヶ所貼っているのだろうと思い数えてみました。
左右本体ボックス・・・12枚 X2 24枚
りフレクター板・・・5枚
合計 29枚(平面を1枚として数えました。)
1台当たり 大小30枚近い突板を貼っているなど、制作中は思ってもみませんでした。
難しいのは、左右本体天板2枚、左右本体側板2枚、 リフレクター板正面1枚の計5枚の広い突板を貼る箇所です。
皺なく貼ることが難しいのです。 狭い箇所は、接着剤が良くつけば割合簡単です。
このパラゴン レプリカは、突板を貼って無仕上げで納品する予定です。 お客様の方でブライワックス仕上げされる予定です。
この広い面を皺なく貼ることが難しいのです。 突板は杢目があり、柔軟さが不均一で、しかも接着剤の水分で膨張するので
皺が100%出ます。そこを工夫しながら皺を排除して、貼るのです。
主な部分は、19㎜厚 マリン米松合板(7層)を使用しています。 内部のみ艶消し黒で塗装します。