店長&スタッフ日記

パラゴンレプリカ 左右箱の接合

2025年03月31日

今日で事務年度も終わりです。

ここ数年来の懸案事項も解決して明日から新年度です。

輸入業ですからトランプ大統領の関税政策はたいへん気になります。

中国・台湾・タイ・ベトナム・インドなど製造したパーツをアメリカの問屋が輸入します。

それらのパーツを弊社が輸入しているのです。

従って関税を賦課されれば、自動的に価格が上昇します。

それに加えて日本側で報復関税を賦課すれば更に価格上昇します。

そのようなことを心配しながら経済ニュースを注視しています。

 

 パラゴンレプリカ制作も最終段階で、左右の箱の接合を行いました。

左右の箱を同じサイズの材料で制作していますが、左右を突き合わせてみると、木材や合板に歪みがある為にピッタリと接合しません。

それを修正して左右のがピッタリ合うようにする作業です。

具体的には、上辺3ヶ所、前辺3ヶ所の合計6本のダボで接合します。

ダボ材は、太さ10㎜のバーチ材です。

 

 

 

拡大写真です。

左右箱の天板接合部です。間隔はゼロではありませんが、1㎜ 以下です。

しかも、左右の杢目を流れるように配置が必要です。木目が流れるように配置しています。

300㎝以上の突板を入手出来ないので、ブック貼りをしています。つまり左右対称になるように貼っています。

前面・裏面6個のウエッジクランプで左右箱を引き寄せて接合します。

 



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