店長&スタッフ日記
簡単そうで難しいこと出来ました。
2013年01月20日
いま、テーブルソー用のアウトフィードテーブル(長尺物を縦挽きしたときに役立つ落下防止のテーブル)と組み立てテーブルを作成しています。
これらのテーブルがないと木工をするにしても、作業効率が悪いのでまず一番に作ろうとしています。
基本的にテーブルの盤面は、合板とMDF(ミディアム・デンシー・ファイバーボード)です。
足は、木材の削り出しです。その足ですが、正確に直方体を作ることは、簡単と思えますが、機械が無いと実は難しいのです。
手作業で行う方もいますが、断面を正確に直角を出すのは、私には、困難でした。
手押し鉋と自動鉋は、この2台の作業の組合せで短時間で簡単に出来るので、感激しました。
1 直方体の長い面を手押し鉋で平面を作ります。
2 自動鉋で1で作った平面の対面を削り取ります。これで2面が平行です。
3 作業していない3番目の面を手押し鉋で削ります。このときフェンスに1で作った面を押し当て削ります。
これで2面が平行、1面が平行面に対して直交になります。
4 最後に、残った面を自動鉋で削り取ると、直方体が完成します。
上4本は、アウトフィーダーテーブルの足、下4本は組み立てテーブルの足です。正確に直角が出ています。また、大きさも同サイズです。明日からテーブル組み立てに入ります。
手押し鉋は、平面出しが簡単に出来ます。また、その出した平面をフェンスに押し当て削ると直角面だ簡単に出来ます。
自動鉋は、シックネスプレナーとも呼ばれ、木材の厚さを一定に削り取ることが可能です。