店長&スタッフ日記
C45 メトロゴン (レプリカ) 細部までこだわって製作しています。
2014年05月12日
メトロゴン レプリカの購入予約のお客様には、お急ぎのところ作業進捗が大変遅れてまして、申し訳ありません。
現在、組み立てに入っていまして、もうすぐボックスを形成する段階です。
メトロゴンのバッフル板は、狭く38センチ口径のウーハー、中音ドライバー、ツイーターの3つユニットが集約された配置です。
設計者は、この狭いバッフル板にどうしても38センチ口径のウーハーを使用したかったようで、苦肉の策で底板に穴を開けて設置しました。
このような設計のスピーカーは、非常に珍しいと思います。
しかし、底板に開口を設けると音漏れなどの弊害が出ます。
オリジナルの設計では、約4ミリの薄板でこの開口をステープルで止めるようになっていますが、このレプリカでは、2倍の厚さの8ミリのバードボードを 6箇所の木ネジ止めにしました。
これで十分な強度を確保しています。
この木片で開口をカバーします。
開口を塞いだところです。下側から見たところです。木ネジは、カウンターシンクを彫って納めています。
ここにウーハーの下部が納まります。真ん中にウーハーが接触しないように彫り込みを施しています。