店長&スタッフ日記
C30 JBL ハーツフィールド(初期型)ひな型の解体 その2
2018年03月04日
数日かけて、破損しないように、解体してみました。
強固に接着剤が付いていますので解体は容易ではありません。
釘、ステープル、ビスケットなども 併用されています。
ビスケットは、便利な接合方法ですが、1950年台のJBLオリジナルには、使用されていないようです。
解体前のひな型です。外側の天板・側板・底板は取り去っています。コア部分が図面にすることが非常に
難しいのです。
これも解体前です。前のボックス正面の板は、前のオーナーが構造を見るために切り取ったそうです。
外皮を取り去ったところです。19ミリ厚の米松合板のバッフル板が露出しています。
正面ボックスの内部です。ここでも19ミリ厚の米松合板が使用されています。
更に解体が進みました。単なる板きれの状態です。
この状態であれば、単に焚き物の価値しかありませんが、ハーツフィールド 初期型のパーツとなれば、私にとっては、
宝の山です。これからサイズと角度計測です。